SEOチェックリストとは?内部対策で知っておきたい基本の項目!

SEOチェックリストとは?内部対策で知っておきたい基本の項目!

内部・外部対策の違いとは?

SEO対策の種類は、コンテンツはもちろんのこと、内部・外部もあります。

似た雰囲気があるので、違いを理解していない場合も多いです。

サイト運営を円滑に行うために、違いは理解しておきましょう。

外部対策は他のメディアやユーザーからの評価

外部対策の大きな目的は、サイトを検索エンジンに評価してもらうことです。

わかりやすい対策は、他のメディアやSNSなどでユーザーからシェアしてもらう、ブックマークしてもらう、リンクしてもらうなどが該当します。

外部対策は基本的に相手任せな部分が強いので、自身で対策を行おうとしても難しいですが、対策は可能です。

内部対策はサイトの内部を整備する

内部対策の大きな目的は、検査エンジンに記事やサイトについて正しく内容を伝えることだといえます。

基本的に、記事を書いても検索エンジンにすぐ認識してもらえません。

そのため、クローラーと呼ばれる検索エンジンが順位を決定するために必要な要素を収集するロボットにいち早く巡回を促す必要があるのです。

内部対策により、記事の認知がスムーズになり、検索エンジンにもサイトの内容を正しく伝えられます。

クローラーはロボットなので、テキストの意味を人レベルで理解ができないため、素早く正しく認知できるよう、対策を行ってサポートすることが大事です。

また、ユーザーが訪問した際に読みやすい、記事を探しやすいなどユーザビリティをアップさせるために内部対策を行うという意味合いもあります。

検索エンジンの仕組みを知るとSEOチェックリストの確認がしやすい!

SEO対策をしっかりと行うためには、検索エンジンの仕組みを理解しておかなくてはいけません。

仕組みが理解できると、何が必要な項目なのかが理解できるので、確認がしやすいのです。

Googleは3つの動きをする

Googleなどの検索エンジンは、単純に記事が更新されたらランダムに確認して表示させているわけではありません。

しっかりと基準やルールが設けられていて、定期的に変更がされています。

ユーザーファーストを意識したルールなので、知らなければいつまでも検索上位には表示されないのです。

検索エンジンが、どのように記事やサイトを評価し、検索結果に表示するのかは以下の3つの動きをしてからになります。

・クローリング

・インデックス登録

・スコアリング

まずはクローラーがネット上にある多くのページを巡回して、情報を取得します。

ページからページのリンクを辿っていくので、効率的ですが現在ネット上では1日数十億もあるページが作られているため、内容が評価されなければ結果表示はされません。

次にとても重要な動きは、インデックス登録です。

クローラーが集めた情報をインデックスと呼ばれる場所に格納して、初めて検索結果に表示されます。

しかし、一度インデックス登録されたとしても内容を評価されなければ表示されなくなるのです。

スコアリングは、ユーザーが検索しているキーワードとインデックス登録の情報を照らし合わせた結果、価値あるサイトなのかを判断するものです。

JavaScriptには注意

JavaScriptは、サイトをブラウザ上で動かすためのプログラミング言語です。

主に動きに対する指示を出していて、ランキング・ページ上それぞれの要素に大きな影響を与えます。

メリットもありますが、コードが冗長化してクローラーが停止し、適切に読み込めないなどが発生する可能性が高いです。

クローラーが停止すると検索結果に表示されず、結果的にSEO効果がダウンするため、独自性のあるタイトルやメタディスクリプションの設定を行いましょう。

【項目別】SEO内部対策で知っておきたい基本のチェックリスト

SEO対策におけるチェックリストは、非常に多くすぐには全てを確認しきれません。

基本のチェックリストをご紹介するので、少しずつ確認してしてみましょう。

コンテンツ部分

コンテンツ部分は、SEO対策の基本とも呼ばれる部分なのでしっかりとチェックしてください。

サイト運営は、基本的にユーザーに対して見やすいかどうかが重要です。

検索エンジンもユーザー満足度の高いサイト構成なのか、価値ある情報が記載されているのかも検索結果に影響します。

想定読者調査

サイトや記事を作成する際、まずは想定読者を決めなくてはいけません。

ターゲットの年齢層や家族構成、職業など細かな部分で設定することでより効果的な記事作りが行えます。

想定読者を調査しておくと、ユーザーの悩みや疑問が把握でき、解決に向けたコンテンツ作成ができるのです。

サイト全体の想定読者を決める、もしくは記事1つ1つにターゲットを決めるなど方法はさまざまあります。

キーワード調査・分析

記事の構成を検討する際、キーワード調査・分析を行うことは重要です。

想定読者の悩みを解決できるキーワードの調査、もしくはサイトにとって有益だと思うキーワードなどを検討しましょう。

メインキーワードを設定した後は、複合キーワード、関連キーワードなどを含めてよりユーザーの気持ちを深掘りした記事の作成を行います。

一度調査・分析すると終了ではなく、記事を作成する際には都度行わなくてはいけません。

適度な文字数

1つの記事に必要な文字数というのは、キーワードや競合サイトによって変動します。

何文字書けばSEOに有効だといった明確なルールはなく、大体2,000文字〜10,000文字程度が適切と考えられているのです。

一方で、地域の情報やイベント・スポットなどを紹介する場合は、完全に網羅することで検索順位を上げられますが、その分文字数は増えると考えてください。

質が高いコンテンツだと思われるためには、内容が濃く、ユーザーの悩みに寄り添う記事が必要です。

コンテンツの独自性

検索エンジンの評価が高い記事は、オリジナリティのある記事です。

情報が最新であること、他のサイトでは記載されていない情報など、新鮮な内容の記事を更新されている必要があります。

定期的な情報の見直しを行い、ユーザーに信頼される記事のみをサイト内に残してください。

新鮮さや独自性は、1つ記事を書き終えて終了ではなく、内容によっては時期を変えて定期的に訪れるため、意識して見直しをしましょう。

重複コンテンツの確認

他サイトとの文章や見出しが似たような構成になることはもちろん、自社サイト内で似た内容を複数の記事で書いているのもNGです。

自社サイトだとしても重複した内容の記事が散見されるとSEO観点から見て、コピーコンテンツだと判定されます。

同じ内容のURLが3つ以上ある場合は、1つの記事にまとめる、もしくは不要だと思われる記事は削除するなど行いましょう。

そのままにしておくと、表示されなくなる可能性があります。

ページに関わる部分

サイト内にある記事に関わるSEO対策チェックリストは、知っておいて損はない部分ばかりなので、必ず確認しましょう。

検索上位表示させるためには、記事の質を高める必要があるので、ページに関わる部分は丁寧にチェックすると良いです。

コンテンツ作成者の明確化

評価されやすい記事は、独自性も必要ですが、専門性も必要と言えます。

医師や教師など専門職の人が書いた記事であれば、専門的な分野なので全く無資格の人が書くよりも信頼性があります。

特殊な資格を持っている人じゃなくとも、企業として専門に取り扱っているジャンルなどがあれば積極的に記事を書いた人を明確化させてください。

記事を書いた人の経歴や実績が確認できれば、それだけユーザーからは信頼され、評価されます。

専門的でわかりやすいコンテンツ作成は、SEOに大きな影響を及ぼすのでチェックしておきましょう。

タイトルタグ

タイトルタグは、かなり重要な部分を占めています。

タイトルに上位表示させたいキーワードを含めると、SEO対策として有効と考えられているため、必ず最初の段階でキーワードを使用してください。

構成するタイトルの文字数は、短すぎず長すぎないことが重視されており、大体30〜40字前後が望ましいです。

他サイトと似たようなタイトルではなく、独自性を持たせることが、もっとも重要です。

メタディスクリプション

記事を作成する際、タイトルと本文だけでも1つのコンテンツとして有効ですが、よりSEO効果を上げたい場合はメタディスクリプションを設定します。

メタディスクリプションは、記事の要約をまとめた文章です。

検索した際に、記事のタイトルの下に表示される文章なので、ユーザーがどのような記事を書いているのか理解できなければいけません。

文字数の制限はありませんが、全角120字程度にまとめると検索結果に表示される傾向があります。

見出し構成

見出し構成は、タイトル設定の次に大事だと考えられている部分です。

ユーザーは基本的に調べたい、気になることを検索しているので全ての記事を読む気持ちはありません。

気になるタイトルの記事を選び、さらに見出しがどうなっているかによって記事を読んでいくかを検討します。

全く見出しを決めずにだらだら文章が続いていても、ユーザーは何の記事かわからないので必ず見出しタグを使用して、構成を決めてください。

<h2><h3><h4>など、見出しタグを使ってそれぞれ目次として使用するとわかりやすいです。

alt属性

万一、記事を見た際に画像がブラウザ上で表示されない際、代わりに表示されるテキストをalt属性と呼びます。

設定していることで、電波状況などの問題で画像が表示されなくともユーザーに正しく画像の意味を伝えられる点がメリットです。

また、クローラーも画像などは意味を理解できない可能性が高いので、alt属性を設定して置くと適切に認識してもらえます。

alt属性は、あくまで画像の説明以上の意味を成さないので、SEO効果を狙ってキーワードをたくさん詰め込むなどはしないようにしましょう。

URL簡易化

記事やサイトのURLは、とても重要です。

途中でURLを変更すると、クローラーがURLを見つけられなくなるので、最初から適切なURLを決めておきましょう。

複雑なURLは認識されにくいので、以下のポイントを把握し簡易化してください。

・ローマ字表記しない

・2単語以上はハイフンをつけてわかりやすく

・日本語は避ける

会社名やサイトのメインテーマなどを英語で簡易的にURLとして作ると、シンプルでわかりやすく評価をアップできます。

CTA設置

Call to Actionの略で、Webサイトに訪問したユーザーへ行動喚起するための文章や画像、ボタンなどを意味しています。

ユーザーの購入意欲を高めるためには、CTAボタンなどを設置してわかりやすくユーザーに行動を促しましょう。

どれだけ魅力的な文章を書いたとしても、結果的にユーザーの目に止まらなければCTR率は下がるので、サイトカラーや背景に埋もれないカラーを選択することも大事です。

ユーザーの気持ちが高まった時に、CTAボタンが設置されているとよりSEO的にも効果があるので、設置場所もよく検討してください。

画像・動画の適切さ

見ているユーザーがわかりやすいと感じる記事は、画像や動画が適宜組み込まれています。

文章を羅列しているだけの記事は、読みにくくイメージしにくいため、SEO対策では視覚的要素も重要です。

文章の合間に適宜画像や動画を設置しておくことで、ユーザーの理解度が増します。

一方で、あまりにも大きな画像、長時間の動画を載せると読み込みスピードが遅くなるのでファイルサイズを小さくしましょう。

強調スニペット

検索エンジンで「〜とは」検索した際に、検索順位関係なく上部に回答として表示される仕組みを強調スニペットと呼びます。

回答要約以外にも、記事のタイトルやリンク、URLも表示されるのでユーザーが求める情報をいち早く手にできるメリットがあります。

アクセス数を増やすためにも、強調スニペットは重要なポイントです。

強調スニペットに表示されるためには、シンプルにユーザーの疑問に答える必要があります。

疑問の回答に対して、冗長的な言い方をしない、端的に道筋をはっきりさせた文章が望ましいです。

また、適切なHTMLタグでマークアップさせると、クローラから評価を高くできるので強調スペニットに表示されやすくなります。

サイト全体の部分

サイト内全ての部分で重要なSEOチェックリストをご紹介します。

サイト運営を行うにあたって、検索エンジンのアクセシビリティを最適化するために重要なポイントなのでよく理解しておきましょう。

Search Consoleの導入

Search Consoleを導入することで、サイト内のどの記事が人気でどのキーワードをユーザーが検索した際に表示されているのかが一目でわかります。

さらに、検索結果に表示されている記事、されていない記事もわかり、なぜ表示されないのか理由も明記されているのでわかりやすいです。

通常すぐに記事が検索結果に表示されることはありませんが、Search Consoleを導入しているとURL検索でインデックスリクエストを送信できるため、見つけてもらえる速度が速まります。

アクセス解析ツールの導入

Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを導入することで、実際にどの程度SEO効果が現れているのかCTR率はどの程度かがはっきりわかります。

訪問してくれているユーザーの国や地域、時間帯、モバイルかPCかなども細かい部分でも把握が可能なので、必ず導入しましょう。

ユーザーの動向や傾向がわかれば、ターゲット層の考慮にもつながります。

Googleガイドラインに違反していないか

Googleでは、独自のガイドラインルールが規定されています。

ユーザーにクオリティの高い記事を提供するため、評価を設けることで品質が良くないサイトを表示させません。

内容が薄い、社会的に問題があるなどの場合は、インデックスから削除される可能性もあるため、きちんとガイドラインを確認しておきましょう。

コンタクト情報やお客様の声

品質評価者ガイドラインで定められている、E-A-Tという品質上位指標は現在検索エンジンを最適化するためには必要不可欠になっています。

E-A-Tシグナルは、会社の電話番号・住所などをサイト上で明確に表示してコンタクト情報を設定することです。

ユーザーが情報を見つけやすくなり、アクセスしやすい環境作りが行えます。

また、会社情報だけではなくて会社に求めるユーザーの声を集められる場所を設置するのも重要です。

お客様の声をレビュー形式で表示させ、ユーザーの判断の1つとして使えることがSEOの価値を拡張させます。

プライバシーポリシー

サイト運営で必須項目といえるプライバシーポリシーですが、設置することで信頼性が確立できます。

プライバシーに対する声明は、サイト運営者が収集したデータで何をしているのかが把握でき、納得してサイト内を周遊するのです。

基本的に、プライバシーポリシーはフッターにリンクを設置しましょう。

わかりやすく見せることが、SEO対策として大きな要になるのでチェックしておくと良いです。

サイトマップ

サイト内にある全てのページリンクを1つの記事にまとめているものをサイトマップと呼びます。

①Google向けのXML

②ユーザー向けのHTML

2種類のサイトマップが存在していて、どちらか一方の作成でも良いですがよりSEO対策を意識するのであれば、両方のサイトマップを作っておくと良いです。

特にXMLタイプは、いち早く検索エンジンに記事を認知してもらうためには重要な役割を果たすので、全くサイトマップを作らないというのはNGといえます。

被リンクが少なくて、記事数の多いサイトはより効果的です。

Robots.txtファイル

クローラーに対して、どのURLにアクセスしても良いかを伝えるファイルです。

サイトリクエストのオーバーロードを避けるために使われるもので、決してWebサイトが表示されないように防御する方法ではありません。

トラフィック管理が主ですが、ファイル形式に応じてGoogleでファイルを飛翔時にするために使われることも多々あります。

ローカル検索・モバイル部分

特定の地域ごとの検索結果が表示されるローカル検索、モバイルで表示してもわかりやすいかのモバイル対応も重要です。

モバイルユーザビリティ

スマホやタブレットなど、パソコン以外の小さな画面でもWebサイトを利用し、閲覧可能かもSEO対策として重要です。

モバイルユーザビリティで確認しておきたい部分は、以下になります。

・モバイル対応のプラグインを使用しているか

・サイトデザインがモバイル対応か

・テキストの大きさが小さすぎ、大きすぎないか

問題を解決するためには、テキストの大きさやモバイル向けの改行、リンクやボタンの選択がしやすいかなどを確認してください。

基本的に、パソコンとモバイルで別のコンテンツを表示させるなど違いを出してはいけません。

また、画像が多すぎるとモバイル端末では表示速度が遅くなります。

ファイルサイズの調整や、画像数の調整を行いましょう。

Googleマイビジネスの登録

Googleが提供している無料のプラットフォームで、自社のビジネス情報を登録可能です。

Googleマイビジネスに登録すると、マップ上だけではなくGoogleが提供しているあらゆるサービスで表示されます。

自社のある地域で、効果的に表示させるためには登録は必須です。

構造化データ

サイトが提示している情報の種類をそれぞれの検索エンジンが把握できるような役目を果たしているのが、構造化データでになります。

構造化データは、これから起こり得る物事の日付や時間、場所や料金などを1箇所で全て把握できるようにマークアップが行えるのです。

情報が一元化されていると、サイト内に何があるのかが明確にわかるため、評価にも影響します。

外部対策部分

SEO対策として、内部対策は非常に重要です。

一方で外部対策もとても重要なので、できる限りの対策を打つ必要があります。

他のユーザーやメディア任せな部分もあるため、効果実感が難しいですが、他サイトよりも一歩踏み込んで対策を行うことで評価される可能性が高まるでしょう。

SNSの活用

ユーザーから記事をシェアしてもらうためには、しっかりとファンを作る必要があります。

そのためには、TwitterやFacebook、Instagramなどの有名SNSを利用して公式アカウントを作り、魅力的な発信を行いましょう。

現在多くの人がSNSを利用しているので、不特定多数の人の目に触れるSNSを積極的に活用してください。

被リンク

SEO対策でとても重要だと考えられている被リンクは、他サイトからリンクを貼ってもらうことです。

他サイトでリンクが貼られると信頼性のあるWebサイトだと評価され、検索エンジン・リンクが貼られた他サイトを通してよりアクセス数を伸ばせます。

ただし、被リンク先が内容の薄いサイトや評価の低いサイトであれば、あまりSEO効果があるは言い切れません。

サイトの強みと弱みが一目瞭然

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この記事の監修者

株式会社ブランディングワークス編集部

株式会社ブランディングワークス編集部

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