リスティングとは、「listing」と表記し、「一覧表にする」や「リストに掲載する」という意味の言葉です。
マーケティングでのリスティングは、特定の条件を指定し、データ群からデータを分類、抽出することです。
ITやwebマーケティング業界でリスティングというとリスティング広告を意味することが多くなっていますが本来の言葉の意味は、データの分類・抽出になります。
リスティングの具体例は、
・見込み客の抽出
・対象者の抽出
以上です。
1つずつ詳しく解説していきます。
企業のマーケティング部門では、見込み客を教育、啓蒙活動を行うことで自社製品やサービスへの興味関心を高めます。
その後、営業部門へ引き渡す際に成約に繋がりやすい有望な見込み顧客を抽出し、見込み顧客を案件として営業部門に引き渡します。
その際に自社の製品やサービスに興味、関心を抱いている条件で見込み顧客の分類、抽出を行っているので見込み顧客のデータをリスティングするということができます。
メルマガを例にすると特定の読者にだけメールを配信するための配信者リストを絞り込むためにはメルマガ配信リストをリスティングすることが重要になります。
また、同じメルマガ読者にメールを配信する際にはクリック数が0の「休眠読者」を戻したい時、メルマガ読者全員に配信するのではなく、「休眠読者」メルマガを読んでいない可能性のある読者に絞ってメルマガを配信することが有効になることがあります。
この場合もメルマガ読者をリスティングし、「休眠読者」を抽出するのが重要になります。
リスティングと似た言葉にリスティング広告という言葉あります。
リスティングもリスティング広告も分類と抽出を行っています。
リスティング広告は、GoogleやYahooの検索結果ページに表示されるテキストベースの広告で「検索連動型広告」とも呼ばれています。
検索ユーザーが入力したキーワードに関連性の高いテキスト広告が表示されているので購買意欲の高い見込み顧客へ直接アプローチを行うことができます。
リスティング広告のメリットは、
・見込み顧客へ直接アプローチができる
・リアルタイムで改善できる
・少額からスタートできる
以上がメリットです。
1つずつ詳しく解説していきます。
リスティング広告では、特定のキーワードを検索したユーザーに対して検索した瞬間に広告を表示することができます。
検索したタイミングで広告テキストが表示されるので見込み顧客へ直接アプローチを行うことができます。
リスティング広告では、専用の管理画面が用意されており、そこからリアルタイムで成果を確認することができます。
事前に想定していたよりも結果が出ない時には広告を一時停止し、再度再開することも可能です。
常にリアルタイムで停止、再開を行うことができるのでロスを減らし、費用対効果を最大限まで高めることが可能です。
GoogleもYahoo!どちらもリスティング広告の最低出稿金額は設定されていませんが1,000円からリスティング広告を出稿することができます。
前払い | 後払い(請求書払い) | |
1,000円〜(クレジットカード) | 利用要件を満たした場合のみ | |
Yahoo! | 3,000円〜(クレジットカードもしくは銀行振込) | 一部広告代理店のみ |
個人事業主やフリーランス、自営業の方や多額の広告費を確保できない時でも取り組みやすいのがリスティング広告のメリットです。
SEO支援は1業界あたり1社までの先着順となります為、お断りさせていただく場合もございます。ご了承ください。
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