誰でもわかるWordPressがSEOに強いワケ

誰でもわかるWordPressがSEOに強いワケ

WordPressとはなにか

WordPressはCMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれる、Webサイトやブログを作成できるシステムのことです。

サイトを作成する際に必要なHTMLやCSSなどのプログラミング知識がなくても、サイトを作成することができます。

さらにサイトの構成やデザインが簡単に設定できるテーマや、便利な拡張機能を追加するためのプラグインが豊富にあり自由度の高さが人気です。

無料でダウンロードできるオープンソースソフトウェアということで、世界中のCMSの中でも圧倒的なシェアを誇っています。

またWordpressのシェアが他のCMSに比べて高いのは、SEOに強いと言われているのが理由の1つとなっています。

 

WordPressがSEOに強いと言われている理由

まずWordpressが他のCMSよりSEOに強いと言われる要因をいくつか解説していきます。

 

検索結果で上位表示されやすい

WordPressは検索エンジンのクローラーが巡回しやすい構造を簡単に設定できるようになっています。

クローラーというのはGoogleがWeb上のサイトを巡回するためのロボットです。

このクローラーにページを見つけてもらい評価されることで検索結果で上位に表示されやすくなり、多くの人がサイトを訪問してもらえるようになります。

 

プラグインの種類が豊富

先程Wordpressにはプラグインが豊富とお伝えしましたが、その中でもSEOに有利な拡張機能が沢山あります。

しかしなんでもかんでもインストールしてしまうとサイト自体が重くなってしまいます。

プラグインによっては使用しているテーマに元々備わっている場合もあるため、必要な機能を見極めることが大切です。

 

スマホへの適応が簡単

近年インターネット接続の多くがスマートフォンやタブレットからとなりました。

そこでサイトを構築していくのに重要となるのが、端末に合わせて文字のサイズ・レイアウトを自動調節できるレスポンシブ対応です。

検索アルゴリズム上、レスポンシブ設定がされていないサイトの検索順位は下がってしまうとも言われています。

このことからテーマのほとんどがレスポンシブに対応しているWordpressは、SEOに有利とされています。

 

カスタマイズの自由度が高く手軽

WordPressではサイトのレイアウト・装飾などを細かい部分まで自由にカスタマイズが可能なことでも知られています。

またカスタマイズ方法も複雑なプログラミングをせず、管理画面からボタン1つで設定できるため初心者でも簡単です。

その分記事の執筆に時間をかけられるので、SEO対策のとれた質の良い記事を作れるのです。

 

記事作成の簡便性

WordPressの特徴として記事の作成がブログと同じ感覚で更新・編集できることが上げられます。

有名なAmebaブログや無料CMSのはてなブログと似ており、過去にブログを投稿した経験がある人なら簡単に記事の投稿ができるでしょう。

サイトの要ともなる記事の作成がスムーズに行えると、質の良い記事が増え、更にはSEOにとって大切なサイト全体の質も自然と上がっていくといえます。

 

SEOに必要不可欠な外部サービスとの連携が可能

SEOを強化するにはCMSの機能だけではどうしても限界があります。

そこでWordpress外のサービスも導入したいところです。

SEOに必要不可欠なサービスというと、GoogleサーチコンソールやGoogle XML Sitemaps・Googleアナリティクスが挙げられます。

上記はSEOの観点から見ても需要の高いサービスで、これらと連携できるメリットは大きいです。

 

全世界にユーザーが多い

冒頭ではWordpressのシェアが他のCMSに比べて高いとお伝えしました。

世界中のCMSの中でも約60%以上を占めており、Webサイトでは43%以上と驚愕のシェア率となっています。

ユーザーが多いためテーマやプラグインも豊富になり、新機能の追加やバグの修正などのバージョンアップが頻繁に行われます。

またサイト構築の方法やトラブル時の解決方法など、Wordpressに関しての全てがネット上に溢れています。

そのため、誰でも調べれば必要な情報が得られるというのもメリットです。

 

 WordpressでSEOをより強化するためにやるべきこと

WordPressはSEOに強い要素が多くあるCMSだとわかりました。

しかしなんとなくでWordpressを使用しているだけではSEOに強いサイトになりません。

SEOを強化するためには適切なサービスや設定をすることが大切となります。

ここからはWordpressでSEOを強化するためにやるべきことのうち、代表的な7つをご紹介します。

 

SEO機能のあるテーマ選び

SEOに特化しているWordpressは、SEOに有利なテーマが無料・有料共にいくつかあります。

そしてSEOに有利なテーマの条件として以下の項目などが挙げられます。

・レスポンシブ対応

・表示速度が早い

・アップデートが高頻度

・SEOに適した内部対策がされている

WordPressを使用する際はこのようにSEO対策がとれるテーマを採用するユーザーが多いようです。

そして1度決めたテーマやレイアウトを後から変更するのは非常に手間となります。

 それぞれデザインや機能が異なるため、自分に合ったテーマを慎重に見極めてください。

 

SEOに有利なプラグインの導入

プラグインが豊富なWordpressにはSEOに有利な拡張機能もあり、導入することでSEOの内部対策ができます。

テーマだけで強化しきれない部分は、プラグインを使ってどんどんSEO対策していきましょう。

しかしSEOを強化するプラグインを全てインストールしてしまうとサイトが重くなり表示速度の低下を招くため要注意となります。

All in One SEO(最も有名なプラグイン、複数のSEO設定)

Yoast SEO(無料インストール、複数のSEO設定)

Premium SEO Pack(表示速度の改善や検索順位・検索ワードの分析)

・Squirrly SEO(サイトのコンテンツ作成、改善に強い)

Rank Math(検索順位の追跡・外部サービスとの連携)

これらはWordpressユーザーに人気の高いおすすめのプラグインなので、参考にしてもらえれば幸いです。

 

内部リンクを入れる

まず内部リンクとはページにリンクを張り自分のサイト内の別ページへと誘導することです。

関連性の高い内容のページへリンクを張り巡らすことで、ページまたはサイトに対する滞在時間が長くなります。

ページへのクリックや長時間の滞在はSEOにとって良いことしかありません。

このことからサイト内の関連性が高く、クローラーにサイト全体の構造が伝えやすいとSEOとして評価され検索順位が上がります。

またアンカーテキストやリンクに関する文章は、誘導先のページの内容を正しく・詳しく記載することでより評価されます。

 

metaタグの設定

metaタグとはクローラーに対して、サイトに関する情報を伝えるためのHTMLを使用したタグのことです。

しかしmetaタグをHTMLで設定するのは初心者には難易度が高く、とても時間の掛かる作業となります。

そこでWordpressではAll in One SEO等のプラグインの導入がおすすめです。

導入するとHTMLではなく簡単な記述のみでmetaタグを簡単に設定することができるようになります。

近年ではmetaタグの設定が与えるSEOへの影響が少ないとされていますが、些細な努力がサイトの評価となっていきます。

 

サイト表示速度の最速化

サイトの表示速度が遅いとクローラーからの評価が下がるだけでなく、訪れたユーザーの満足度も下げてしまう事態になりかねません。

よくある例としてSEOに強いサイトを作成するあまり、様々なプログラムが増えサイトが重くなっている場合があります。

せっかくSEO対策をしてて良い記事を書いても、表示速度が遅いためにページから離脱されてしまうのはとても勿体ないです。

表示速度の改善として、

・画像を圧縮し軽量化

・リビジョンやゴミ箱といった不要なファイルの削除

・キャッシュに特化したプラグインの導入

上記の対策を取ってクローラー・ユーザーからの評価を得られるようにしましょう。

 

サイトに合ったレンタルサーバーの選定

WordPressでサイトを作成する場合、基本的にはレンタルサーバーを利用します。

レンタルサーバーとは自身のサイト情報を保管するためのサーバーをレンタルするためのサービスです。サービスです。

国内には多数のレンタルサーバーがあり、選ぶ基準として料金・Wordpress対応か・セキュリティなどがあります。

料金は月額1000円前後、セキュリティ面ではサイトの暗号化通信のため無料の独自SSLが使用できるか否かがポイントです。

そして重要なのはサイト情報の処理能力で、これはサイトの表示速度にも関係してくるため処理速度の早いサーバーがおすすめです。

ちなみにWordpressユーザーが使用している代表的なレンタルサーバーは、ConoHa WING・エックスサーバーとなります。

 

Googleサーチコンソールとの連携

Googleサーチコンソールとは無料のサイト解析ツールです。

WordPressで作成したサイトとGoogleサーチコンソールと連携することで、様々なメリットがあります。

・サイトにアクセスされた際の検索キーワードがわかる

・特定の記事、ページの検索順位やクリック数がわかる

・検索エンジンのクローラーに認識してもらいやすくなる

このようにGoogleサーチコンソールはSEOに対してメリットしかないため、早い段階での連携がおすすめです。

 

WordPressにも弱点はある

ここまでWordpressがSEOに強いとされる理由、またよりSEOを強化するための方法を解説してきました。

しかし世界中でシェアされ評価の高いWordpressでも、少なからず弱点はあるといえるでしょう。

そこで最後にWordpressを利用する際のデメリットもいくつか解説していきます。

また同時にデメリットに対する対策も簡単にご紹介します。

 

表示速度が遅い

まずSEO対策に関しての最大のデメリットは、HTMLのみで作成された静的サイトよりもサイト表示速度が遅いということです。

WordPressはSEOに特化している分プログラムが多く働く動的サイトのため、ブラウザに表示されるまでに処理時間が長くなってしまいます。

サイトが重いなと感じたら、Googleの公式ツールであるPageSpeedInsightsを使って表示速度を計測しましょう。

表示結果が50点未満だった場合は早めに表示速度の改善をする必要があるようです。

改善するには先程解説したサイト表示速度の最速化方法を行うことをおすすめします。

 

ハッカーの標的になりやすい

この記事では何度もWordpressのシェアが高いと説明してきましたが、ここにもデメリットが潜んでいます。

ユーザーが多いとその知名度から、悪質なハッカーの標的にもなりやすいということです。

もちろんWordpressはセキュリティ面でもしっかりと強化されているCMSですが、万が一に備えて自分自身でも対策をしておくと良いでしょう。

・サーバー設定からIPアクセス、ログイン回数の制限

・解析されにくい複雑なパスワードにする

・セキュリティ強化のプラグインを導入する

上記は簡単に行えるセキュリティ対策なので、すぐに設定することができます。

 

トラブルの解決・メンテナンスは全て自分で行う

無料で利用できるオープンソースソフトウェアであるWordpressは、公式によるサポートやコールセンターがありません。

そのため不明点が出てきたり、トラブルが発生した際は全て自分で解決しなければならないのです。

サイトの管理や改修もサポートがない状態だと、初心者や知識のない方にとっては難易度が高くなります。

そのため、知りたい情報は全てネットで検索して解決方法を探すしかないでしょう。

どうしても自分自身で解決できない場合、サイト管理のプロに委託するということもできます。

 

サイトの強みと弱みが一目瞭然

サイトSEO診断書プレゼント

SEO支援は1業界あたり1社までの先着順となります為、お断りさせていただく場合もございます。ご了承ください。

Web業界10年以上の知見を持って、無料にてご相談へ対応いたします。
情報収集目的でも歓迎です。お気軽にご連絡ください。

  • 人材育成領域

    人材育成領域

    サイト流入
    2.3倍
    (6,843セッション→16,001セッション)
    反響
    2.1倍(12→25件)
    上位表示キーワード例
    「人材育成(検索Vol.8,100)」
  • 婚活領域

    婚活領域

    サイト流入
    2.1倍
    (52,945セッション→110,164セッション)
    反響
    1.3倍(412→536件)
    上位表示キーワード例
    「婚活(検索Vol.40,500)」
  • 日常用品領域

    日常用品領域

    サイト流入
    3.3倍
    (31,874セッション→105,514セッション)
    反響
    3.4倍(84→293件)
    上位表示キーワード例
    「お水(検索Vol.4,400)」

Web集客・制作・PRのご相談はこちらよりどうぞ

以下の内容でよろしければ、送信ボタンを押して下さい。

会社名
氏名
メールアドレス必須
電話番号
お問い合わせの種類
お問い合わせ内容

個人情報保護方針に同意の上、
送信ください

この記事の監修者

株式会社ブランディングワークス編集部

株式会社ブランディングワークス編集部

SEO対策・コンテンツマーケティングの支援事業者。SEO支援を中心に、伴うWeb制作修正やコンテンツ制作まで一気通貫した支援を実施。実績のあるパートナー会社と連携してその他Webマーケティング(広告運用・SNS・メディアのマネタイズetc.)も幅広くカバーし、戦略立案から実行までを総合的に支援も可能。

LIGブログに掲載されました