SERPsとは、Search Engine Result Pagesのことで検索エンジンの検索結果を表示するページのことを指します。SERPsは、表示形式を年々変化させており、これが変化することでSEO対策の考え方に大きな影響をあたえます。SERPsは、リスティング広告とSEO自然検索と別れて表示され、リスティング広告は、検索結果の上部と下部に表示され、自然検索はリスティング広告の間に表示されるようになっています。SERPsでは、上位に表示されることでクリック率が高くなり、トラフィックやコンバージョンに繋がりやすいという傾向があります。
SERPsの構成要素は、
・ユニバーサル検索
・バーティカル検索
・アンサーボックス
・パーソナライズド検索
・リッチリザルト
1つずつ詳しく解説していきます。
ユニバーサル検索とは、webページ以外のコンテンツが表示されます。バーティカル検索と似ていますがバーティカル検索よりも詳細な情報が掲載されるようになっています。ここで表示されるものはナレッジパネルやローカルパックなどがあります。
バーティカル検索は、検索窓直下に表示される検索機能の1つで検索対象を任意のカテゴリに指定することができます。地図や画像、ニュース、動画、もっとみるなどが表示され、キーワードの検索意図によってカテゴリの表示順序が変わるのもバーティカル検索の特徴です。
アンサーボックスとは、検索キーワードに対する回答をSERPs上に表示される情報のことで自然検索結果より上部に表示されるのでユーザーの目に止まりやすくクリック率が高くなる傾向があります。強調スニペット、ナレッジカード、ライブリザルトなどがアンサーボックスになります。
ユーザーの検索行動に基づいてSERPsに表示されるwebページを最適にカスタマイズ表示する機能をパーソナライズド検索といいます。ユーザーの嗜好をもとに検索結果を表示するもので、過去に検索したキーワードからユーザーの関連性の高い検索結果を表示することができます。ユーザーのニーズに合わせたSERPsを表示するために非常に便利な機能です。
通常のテキスト情報をさらにリッチにした情報のことで視覚的にページ内容を想像することができる情報や画像、レビューなどがあります。これを表示させるには構造化データのマークアップが必要になります。
SERPsに上位表示されるまでは
・クローラーによるクローリング
・インデックス情報の保存
・ランキングの判断
1つずつ詳しく解説していきます。
コンテンツ公開後にSERPsに表示されるにはクローラーにコンテンツを発見してもらう必要ばあります。クローラビリティを向上させることでクローラーに発見されやすくなり、SEO効果も良くなります。クローラビリティを向上させるには
・インデックスのリクエスト
・サイトマップの送信
・サイトの内部構造のシンプル化
・内部リンクの設置
・パンくずリストの最適化
上記の内容はテクニカルSEOと呼ばれます。
クローリングで集めたデータをインデックスすることでSERPsに表示されます。インデックスとは、データベースにデータを保存することでGoogleでは200以上あるアルゴリズムによって不要なデータが含まれないように処理しやすい形式に変換し、保存されます。インデックスが上手くいっていない時にはクローリング対策の見直しを行いましょう。
インデックス情報の保存が完了するとwebページの順位を判断されます。Googleのアルゴリズムによってランキングが決定し、SERPsにwebサイトが表示されます。自社のコンテンツが足りない要素をコンテンツに追加するなどの対策を行いながら上位表示を目指していきます。
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