アンカーテキストとは

アンカーテキストとは

アンカーテキストとは、HTMLタグのa要素のhref属性でマークアップしたリンク付きのテキストのことです。アンカーテキストは、ユーザーや検索エンジンに対してリンク先の内容を伝えることが目的になります。検索エンジンでは、リンクの数や質でリンク先のページの評価に利用していると言われていますがそのリンクがどのような内容でリンク先のページにリンクしているのかという質を判断するためにアンカーテキストが使用されています。アンカーテキストを設定する時にはユーザービリティの観点からリンク先が一目でわかるような簡潔な文言で記述するのが望ましいです。

 

アンカーテキストの役割

アンカーテキストの役割は、

・リンク先の内容を伝える

・検索エンジンにリンク先の内容を伝える

1つずつ詳しく解説していきます。

 

リンク先の内容を伝える

アンカーテキストでは、リンク先の内容をユーザーに伝えることが役割になります。リンク先の内容にそぐわないアンカーテキストを設定してしまうとユーザーがリンクに飛んだ後にすぐに離脱してしまいます。しかし、リンク先の内容を簡潔に伝えられている場合、ユーザーはリンク先の内容を想像することができ、ユーザーの利便性を高めることができます。

 

検索エンジンにリンク先の内容を伝える

アンカーテキストでは、検索エンジンにもリンク先の内容を伝えることが役割になります。クローラーが巡回することでリンク先のコンテンツの内容を把握しやすくなり、ユーザービリティだけでなく、クローラビリティも高めることができます。

 

アンカーテキストの書き方

アンカーテキストの書き方は、

・内容に合わせる

・簡単にする

・キーワードを入れる

1つずつ詳しく解説していきます。

 

内容に合わせる

アンカーテキストでは、アンカーテキストの文言をリンク先の内容に合わせることが重要になります。アンカーテキストとリンク先の内容が別の時には、リンクをクリックし、ユーザーがリンク先に遷移した時に知りたい情報と違うと感じたり、騙されたと感じ、離脱してしまいます。アンカーテキストの内容とリンク先の内容が違うことが連続で起こってしまうとサイト内のリンクをクリックすることすらなくなってしまう可能性があります。そのため、アンカーテキストの内容とリンク先の内容を合わせる必要があります。アンカーテキストとユーザーがランディングしたファーストビューにアンカーテキストと同じ文言が表示されていることが望ましいです。

 

簡単にする

アンカーテキストの文言は、長く複雑だとユーザーがリンクをクリックする可能性を低くしてしまいます。そのため、アンカーテキストの文言は短く簡潔にする必要があります。リンク先の内容を短く簡潔に伝えることでユーザーもクローラーもリンク先の内容を把握しやすくなります。

 

キーワードを入れる

アンカーテキストにはキーワードを入れるようにしましょう。アンカーテキストにキーワードを入れることでクローラーが巡回した時にそのキーワードの情報も認識することができます。そのため、キーワードの重要性が高まり、そのキーワードでインデックスされやすくなるという効果があります。アンカーテキストの文言にはキーワードを入れ、SEOにも考慮しましょう。

 

アンカーテキストの注意点

アンカーテキストの注意点は、

・キーワードを無理やり詰め込む

・URLを書く

1つずつ詳しく解説していきます。

 

キーワードの無理やり詰め込む

アンカーテキストにキーワードを詰め込みすぎるとGoogleでのペナルティを受けやすくなってしまいます。キーワードを入れることは非常に重要になりますが不自然にキーワードを詰め込むのはやめましょう。

 

URLを書く

アンカーテキストにURLのみを書いてしまうとリンク先の内容をユーザーもクローラーも理解しづらくなってしまいます。そのため、アンカーテキストは、リンク先の内容を簡潔に説明するようにしましょう。