「ゾーニング」とは、ある限定された空間をテーマや目的に合わせて区分するという意味です。
例えば、オフィス作りにおいてフロアごとに部門や機能スペースの配置を検討することを指します。ワーキングエリアやミーティングエリアなど、必要なスペースや通路等の配置を考え、区分するのがゾーニングです。
ゾーニングを考える際に気をつけたいポイントは以下の通りです。
自社の業務内容や特徴を踏まえたうえで、どんなレイアウトにするのかを考えます。
自社の業務内容や特徴からどのスペースがどれだけ必要なのかを洗い出しましょう。例えば、事務スタッフが多く在籍するならそのスペースを確保、ミーティングを頻繁に行う場合は会議室の設置、導線の検討など、業務内容やコンセプトから使用頻度の高いものを優先しながら、エリアを区分して計画します。
ゾーニングにおいて、一般的にワーキングエリアが全体に占める割合はおよそ50~60%とされています。(社員1人当たりの執務スペースの面積は約2~3坪程度が目安とも言われています。)
つまり、ワーキングエリアに最も広い場所が必要ということになります。そのため、これを軸にその他のエリアの割合を考えていくとよいでしょう。
動線が複雑なオフィスは余計な移動が増えてしまい、作業効率の低下を招くこともあります。そのため、なるべくシンプルな動線の配置が最適です。通路の幅については、建築基準法で制限されているため、その点も注意が必要です。
ここまでご紹介した、オフィスにおける区分け以外にも、ゾーニングは医療・建築・小売業などさまざまな分野で使われています。
例えば、店舗の売場で“商品群をどの位置に、どの程度スペース(区画)をとるか”を決定することもゾーニングと呼ばれます。このように小売店におけるゾーニングには、主に「レイアウト」と「商品陳列」があります。
そのほか、医療現場では昨今、新型コロナウイルス感染症対策として注目されているのも事実です。新型コロナウイルスに限らず、以前より様々な病原体の対策として用いられています。
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