「ポータルサイト」とは、インターネット上にあるさまざまなページの入口(玄関口)となるWebサイトのことです。
ユーザーがインターネットを使ってホームページを見る際に、最初に表示されるWebサイトで、日本では「Yahoo! JAPAN」や「Google」などがその代表格となっています。
代表例は「Yahoo!Japan」。話題のニュースや天気など、生活する上で必要な情報がたくさん掲載されているポータルサイトのことです。
新聞社や通信社、ニュースサイトなど多くの媒体からニュースをまとめているYahoo!ニュースをはじめ、ショッピングやヤフオク!、占いなど幅広いコンテンツが備っているため、多くのユーザーが訪れます。その分、サイトの構築・運営にコストや人的リソースがかかります。
検索エンジンやリンク集、交通情報や天気予報など、さまざまなコンテンツと多数のサービスを提供するポータルサイトのことです。大手検索エンジン「Yahoo!」・「Google」が検索型ポータルサイトの代表格です。特にGoogleの検索エンジンは世界的シェアを得ており、利便性に優れています。
特定の地域に限定した情報を掲載するポータルサイトのことです。主に観光・地域活性化を目的としており、その地の観光名所や病院情報、求人情報などが掲載されていています。地域型ポータルサイトは民間企業のほかにも、行政や自治体が運営しているケースも多いです。
1つの分野に特化した情報が掲載されているポータルサイトのことです。代表的な例を挙げると、不動産専門型ポータルサイト「SUUMO(スーモ)」や「アットホーム」、法律専門型のポータルサイト「弁護士ドットコム」などがあります。SEOに強いメリットを持ちます。
企業が扱っている情報を集約して、社内向けに公開されているサイトのことです。社内での情報共有、コミュニケーション、連絡・報告の円滑化などを目的に構築されます。
ある目的のために情報や機能・コンテンツを提供しているポータルサイトのことです。例えば、利用者をマッチングさせる婚活サイトがよく知られています。
ブログ記事をまとめて提供しているサイトのことです。サイトの会員になることで自由にブログを投稿できたり、限定公開されている記事を読むことができたりします。代表的なブログ型ポータルサイトでは、「アメブロ」や「Wix」が挙げられます。
ユーザーが口コミを投稿できるポータルサイトのことで、「食べログ」や「価格.com」などがあります。
企業情報を発信するコーポレートサイトや商品・サービスの情報を発信するサービスサイトとは異なり、ポータルサイトには多種多様な目的を持ったユーザーが訪問します。その分、多くの顧客にアプローチできる点が大きな魅力です。
また、運営側においてはコーポレートサイトでは接触が難しいユーザーとの接点を得ることもでき、サイトのアクセス数・PV数が増加し、集客効果が見込めます。
ポータルサイトに多くのユーザーが訪れるようになれば、広告枠を設けることで収益を得ることができます。実際、Yahoo!やGoogleでは広告枠(リスティング広告)を設けて収益を得ています。さまざまなコンテンツの入り口でたくさんの人が訪問するポータルサイトだからこそ、広告枠が非常に機能します。
現代、多くの情報がインターネット上に溢れています。そのインターネット上に散らばっている多くの情報から必要としている情報を、ユーザーは検索することで容易に探し出せるという点はメリットと言えるでしょう。
また、検索機能の他にも、天気やテレビ番組表、占い、株価など、生活に役立つ情報を手軽に利用できる点も魅力です。
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