「POP」とは、“購買する場所(売り場)”に設置されている広告や展示物のことです。例えば、商品説明やプライスカード、ポスター、のぼりなどがあり、店鋪周辺や店頭、商品のすぐ側に設置され、顧客の購買意欲を後押しする役割を担っています。
紙を使ったPOPが主流ですが、近年はデジタル媒体のPOPを導入する店舗も増えています。
上述した通り、POPは顧客の購買意欲を後押しする役割を担っており、いわば「販促の起点」となります。お客様の目を引き、商品名や価格、商品のセールスポイントや説明文などを記載し、商品の魅力を伝えることで、商品への興味を訴求します。広告ツールのひとつとして重要な役割を果たしています。
何度も言いますが、POPを活用することで顧客の購買意欲を高め、商品購入を後押しする効果が期待できます。購入を迷っている消費者に対して商品購入を後押ししたり、目的の商品以外に目を向けさせたりすることができるでしょう。
POPでは商品の注目度を高めることができます。期間限定品や新商品、セール品など、売り出したい商品に対してPOPを活用することで目を引きやすく、商品の存在に気付かなかった消費者にも効果的に訴求できます。
POPに商品の概要を記載することで、興味を示した方や購入に迷いのある消費者に対して商品をアピールできるほか、従業員が口頭で説明する手間を省くこともできます。中には従業員に話しかけられたくない方や、従業員に話しかけられない方もいるので、そうした方々にも有効です。
これまで説明してきたような商品のアピールをメインにしたPOPに限らず、商品がどこに置いてあるのか、レジがどこにあるのかなどを記載するPOPも非常に重要です。それにより来店者をスムーズに誘導することができます。
季節やイベントのPOP等を活用すれば、店内に季節感を持たせたりイベントの告知ができたりします。温かみのある手書きPOPも雰囲気づくりにおいて重要視されています。
POPはふと通りがかったお客様の目を引くデザインであることが重要です。目を引くデザイン、そして立ち止まって見てみたいと思ってもらえるデザインを心掛けましょう。といってもあくまで商品の広告がメインなので、奇抜すぎず商品を引き立てられるデザインにまとめましょう。
購買に繋げるためにも「この商品は自分にとって必要なものだ」とお客様に感じてもらわなければなりません。商品の魅力を伝えることももちろん大事ですが、男性向け、女性向け、シニア向けなど、ターゲットを明確化し表現方法や言葉遣いを変えることも必要です。
最近では、商品の詳細情報にアクセスできるQRコードをPOPに記載するなどといった方法も多く取り入れられています。こうした工夫で、お客様を次のアクションに誘導し、最終的な商品の購入に繋げましょう。
SEO支援は1業界あたり1社までの先着順となります為、お断りさせていただく場合もございます。ご了承ください。
Web業界10年以上の知見を持って、無料にてご相談へ対応いたします。
情報収集目的でも歓迎です。お気軽にご連絡ください。