「クエリパラメータ」とは、さまざまな情報をWebサーバーに伝えるためにURLの末尾に付け加える情報(文字列)のことです。
【パラメータ名】=【パラメータの値】でワンセットになり、パラメータが複数ある場合は「&」でつなぐことで設定できます。
下記のURLのように、末尾に付与された「?」以下の文字列をパラメータと呼びます。
https://www. branding-works.co.jp/parameter /?○○○=△△△
なお、クエリパラメータは大きく分けて以下の2種類が存在します。
アクティブパラメータは、指定したパラメータの値によって表示されるWebサイトの内容が変化するタイプのパラメータです。主にECサイトの商品ページやブログ、求人サイトなどの動的ページに多く使用されています。このアクティブパラメータを加えることにより、例えばECサイトで言うと、商品の色やアイテム、特徴別のフィルタリングができたり、商品価格の安い順や人気商品順に並び替えたりすることが可能になります。
パッシブパラメータは、サーバー上のプログラムの情報収集のために内部的に使用するパラメータです。アクティブパラメータのように、付与したからといって表示されるコンテンツの内容が変化することはありません。
主にアクセス解析ツールで、トラッキングIDを指定して、ユーザー経路や滞在時間などの数値を計測する目的で利用されます。
Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールや、アドエビスなどの広告効果測定ツールで活用する方法です。例えば、広告キャンペーンのリンク先URLに対してパラメータを付与しておくことで、複数キャンペーンを行っている場合などにも広告ごとの流入数、広告経由のアクセス数、コンバージョン数などの計測が可能です。
マーケティングオートメーションツールでもよく活用されます。マーケティングオートメーションツールには、送信するメールのURLに自動的にユーザーIDをパラメータとして付与する機能が搭載されています。これによりどのユーザーがURLをクリックしたかを特定することができるほか、ブラウザのCookieにユーザーIDが書き込まれるため、以降そのユーザーがどのようなWebページを閲覧しているかというのも計測が可能です。
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