「視認率」とは、売場に陳列してある商品全体のうち、顧客が実際に目にした商品の割合のことを意味します。売り場で商品を見ることで、その商品を認知した人を来店客数（レジ通過数）で割って計算します。
商品を目立たせ、視認率を上げることが売上げ増加につながるため、店舗におけるマーケティングにおいて重要視される指標のひとつです。
適量が守られなくなると、什器1台当たりの展開数量が多くなったり（商品が商品を隠すような状態になる）、什器の台数が増えたりして、視認率が下がると言われています。そのため、什器1台あたりの適量を守ることが大切です。
目を向けた商品の「かたまり」がどんなものか、それを瞬時に伝えることができなければ、顧客は分かりにくい売り場だと判断してしまいます。そのため、できるだけ広い範囲で統一性を守って展開分類を明確にし、何より顧客目線で展開していくことが重要です。
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