SEO対策を自社完結させることに限界を感じ、コンサルや外注を検討している方も多いことでしょう。
SEO対策会社の存在は大変心強いものです。しかし、SEO対策会社にコンサルや外注をするとしても、気を付けないといけないポイントや費用対効果を最大限出すための選び方が存在します。
今回は、SEO対策会社の選び方や注意点と併せ、具体的なおすすめSEO対策企業についてご紹介します。
そもそも「外注やコンサルを依頼するメリットはどんなものがあるの?」と疑問に思うこともあるでしょう。
結論から言えば、SEOのコンサルを専門の会社に依頼した場合以下のように多くのメリットが生まれるため、担当者ベースの知識で新規運用するよりもおすすめといえます。
《SEO対策を外部に依頼するメリット》
SEO対策を行うにあたって、実施するべきタスクは多岐にわたります。
タスクの具体例
さらに、これらのタスクは互いに密接に関連しあっているため、全て同時並行で進めなければなりません。膨大なタスクをイチから自社で把握し、品質を保ちながら進めていくことは非常に骨の折れる作業となるでしょう。SEO対策会社に依頼すれば、タスク量の削減や優先順位の高い作業内容にどの程度のリソースを投下すれば良いのかなどを教えてもらえるため、効率化が望めます。
SEOは、ユーザーにとってより良いものを提供するために常に変化しています。
具体的に少し前は、Webサイトにキーワードを詰め込んだり、機械的に外部からリンクを貼ったりすれば順位上昇にある程度寄与してくれた時代もありました。しかし、現在のSEOではこれらの行為は逆効果となっています。わかりやすく極端な例を挙げましたが、他にも細かい変更が日々加わっている状況です。
このように常に変動し続ける情報をキャッチアップして自分たちの仕事に適用していくのは、それだけでリソースを割く行為となるでしょう。
比べてSEO対策会社は、専門家としてGoogleの動向を常に追いかけていますので、SEO関係の情報源として心強い存在となります。
SEO施策のノウハウは、インターネットを検索すればある程度は出てきます。しかし、難しいのは、調べたノウハウをいかに自社サイトに適用するかでしょう。一度でもSEOに手を出してみた方ならわかるかと思いますが、ノウハウを自社サイトに落とし込むことはなかなかハードルが高いものです。
コンテンツひとつ追加するにしても、ただ追加すれば良いというわけではなく、サイト構成から見直さないといけない場合もあり、知識がない中で行うことはリスクが生じる場合もあります。
経験豊富なSEO対策会社に外注・コンサルを頼めば、他社の事例などから、SEOの施策をいかに活用して自社サイトの改善につなげるかという観点でも提案してくれます。
SEO対策を外部に依頼するメリットは、自社の工数を削減し適切な施策をしながらサイトを伸ばせられることです。
では、反対に外部に依頼するデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?本章では、大きく3つのデメリットをご紹介します。
《SEO対策を外部に依頼するデメリット》
コストの具体的相場は、この後の項目で説明させていただきますが、少なくとも自社で完結させるよりも外注した分の金銭的コストが発生します。また、場合によっては、お金をかけて順位アップを実現できたものの、キーワードそのものの検索数が少なく、結果として稼げなかったということもあり得ます。
とはいえ、自社のみでSEO対策を完結させると時間的コストがかかるのも事実です。そのため、金額に見合った成果を得られるのかどうか、慎重に検討を重ねることが望ましいでしょう。
SEO対策を全て委託すると、時間や手間がかからない一方で、自社に経験やノウハウが蓄積されません。同じことをもう一度やるにあたって、改めてSEO対策会社に依頼することになるので、二重にコストがかかってしまいます。SEO対策は変化が激しい仕事とはいえ、基本的な考え方は共通している部分もあります。せっかく得たノウハウを次に活かすためにも、担当させる社員に貪欲に知識を吸収させ、必要に応じて社内に共有するような動きをさせることが望ましいでしょう。
SEO対策会社は必ずしも優良な企業ばかりというわけではありません。質の悪い企業にあたってしまうと、一昔前のSEO対策(キーワードの詰め込みや被リンクの濫用)を施されてしまい、順位が上がるどころか逆に下がってしまったというケースもあります。また、キーワードの順位上昇のみを成果として契約してしまうと、順位上昇によるコストはかかったけれども申し込み(コンバージョン)にはつながらなかったという事態も考えられます。
このようなミスマッチを引き起こさないためには、SEO対策会社に任せきりではなく、自社でも最低限のSEO知識を身に着けておき、適切に外注・コンサルを依頼するSEO対策会社を選定する必要があります。具体的な選び方については後述いたします。
SEO対策会社とひとくちに言っても、提供してくれるサービスは多岐に渡ります。また、それぞれのサービスによって、ある程度の相場が決まっていますので、選定の際に参考にできるよう、押さえておくとよいでしょう。
《SEO対策費用の目安》
項目 | 費用(目安) |
総合的SEO | 月30万円~月100万円 |
サイト診断 | 10万円~100万円 |
内部SEO | 10万円~20万円 |
外部SEO | 月1万円~月15万円 |
コンテンツSEO | 数千円~10万円(1コンテンツあたり) |
SEOコンサルティングは、自社のWebサイトや競合の状況を総合的に診断し、必要な施策を提案してくれるサービスです。キーワードの選定や競合調査、コンテンツの追加やサイト設計の見直し、内部SEOの実装や効果測定など、委託する作業は多岐に渡ります。特に自社の社員にSEO対策の経験値があまりない場合は、このような総合的SEOコンサルティングに依頼して、SEO対策の流れを把握することをおすすめします。
もちろん、得られたノウハウはその社員を中心に、社内にしっかり共有しておくことが望ましいでしょう。ある程度のノウハウを残せたとすれば、今後のSEO対策会社へ依頼するときは、以下に紹介するような部分的なサービスを提供するSEO対策会社へ依頼することで、コストダウンを見込めるかもしれません。
なお、自社の経験値が低い場合におすすめと書きましたが、総合的SEOコンサルティングはやってもらう業務が多い以上、コストも大きくかかるサービスです。最低限のSEO対策の知識を身に着けて、しっかりと吟味して依頼するSEO対策会社を選びましょう。
SEO対策はすぐに成果が出るものではありません。そのため、基本的には月額制での長期契約の企業が多くあります。安いところでは月額10万円程度から委託できるところもありますが、平均して月額30万円程度を見ておくとよいでしょう。
なお、大規模なサイトを取り扱っている場合、それだけ規模も大きくなりますので月額100万円を超えるケースもあります。
SEO対策を実施するにあたって、Webサイトの設計そのものを変更しないといけない場合もあります。理由はSEO対策は、基本的に1ページのみで完結するものではなく、Webサイトに存在するページ群の総合力で戦うことになるからです。特に、狙おうとしているキーワードがビッグキーワード(検索数が多いキーワード)である場合、総合力勝負になる傾向があります。
このような場合に、SEOに適したサイト診断を行い、提案してくれるのがサイト診断のコンサルティングです。SEOのサイト診断を受ける際は、自社サイト上に存在するどのページを強化するかなど、SEO対策会社と一緒になって検討する必要があります。そのため、自社の商品・サービスに詳しい社員を担当として配置するのが望ましいでしょう。
サイト診断の費用相場は5万円~15万ほどです。安いところであれば、5万円くらいでも受けてくれる場合もありますが、クオリティを担保したいのであれば、15万円くらいを見ておくとよいでしょう。もちろん、サイトに掲載するべき情報量が多い場合はさらにコストがかかります。料金形態は、総合的SEOコンサルティングと違い、基本的には単発の案件となります。提案をしてもらった内容を実装するには、別途作業が必要ですので、その後の方針を考えておくことをおすすめします。
SEOで上位表示を達成するために必要な要素のひとつとして、内部SEO対策があります。内部SEOとは、Googleのガイドラインに沿って、Webサイトをチューニングする作業のことです。例えば、キーワードを適切なタグに適切な割合で埋め込むといったことや、ページ表示速度の改善、HTMLやJavaScriptなどのコードの最適化などが内部SEO対策の例として挙げられます。
SEO対策会社に依頼することで、上記のような専門的な知見から自社サイトを解析してもらい、改善するべき内容を提案してもらいます。場合によっては実装まで外注することも可能ですが、別費用となることが多いです。
基本的には単発のお仕事となり、10万円程度から提案をしてもらえます。しかし、実装までを依頼する場合は、サイトの規模に応じて通常のサイト制作・改修の費用など別途料金が必要です。大規模な改修が必要な場合は、100万円を超える場合もありますので、依頼する内容を整理したうえで発注するようにしましょう。
外部SEO対策は、自社サイトのリンクを大きなメディアに貼ってもらう(被リンク)作業内容がメインです。被リンク元のサイトと自社サイトの関連性が十分に確保できている場合などは、外部SEO対策で効力を発揮します。しかし、近年のGoogleにおいては、SEO目的でのリンクは厳しく見られており、場合によってはペナルティの対象となる可能性もあるため注意が必要です。
難易度が高くなってきている分野ですので、外部SEOのみを取り扱うような会社は少なくなってきているのが現状です。もし利用する際は、実際にどんなメディアからリンクを張ってもらえるのかを確認するようにしましょう。質が低いメディアだったり、関連性が乏しいメディアである場合逆効果になる可能性がありますので見送った方が懸命です。
SEO対策会社が既に保有する資産を利用して施策をすることが多いですので、費用としては他の外注費用と比べると高くありません。3万円~10万円程度を見ておくと良いでしょう。
コンテンツSEOとは、サイト内で紹介する記事を作成したり、既存記事を改修(リライト)することです。どんなに優れたサイト設計・内部対策や外部対策が行き届いているとしても、肝心のコンテンツが貧弱では上位表示は難しいものとなります。そのため、コンテンツSEOは、SEOの核となるといっても過言ではありません。
基本的には、SEOに強い記事をテキストを記事単位で納品してもらいます。モノとして納品してもらうので、他のSEO対策対策と比較するとわかりやすい案件といえるでしょう。なかには、SEO対策会社が作成してもらえるところもありますが、その場合は別途費用が必要になります。
コンテンツSEOを手掛ける事業者は数多く、フリーランスに頼めば1記事1,000円程度の安価な発注も可能です。しかし、その場合はキーワード選定や文章の書き方など、自社でディレクションをする必要があるでしょう。SEO対策会社に依頼する場合は、1記事2~3万円を相場の一つの基準としてみてください。狙うべきキーワードが専門的な内容である場合は、書き手も少なくなるので、上乗せでもう少し高くなると考えられます。また、テキストだけでなく、画像や装飾も含めたLPのようなものを作りたい場合は、10万円程度を相場として押さえておくとよいでしょう。
上記では、SEO対策に関するサービス内容や費用をご紹介しました。ここからは具体的にSEO対策会社を選定する方法を解説します。
SEO対策は多くの事業会社やフリーランスが提供しています。費用をかけたにも関わらず、十分な効果が得られなかったとならないためにも、以下で紹介する選定方法を参考にしてみてください。
《SEO対策会社の選び方》
会社によってSEO対策のアプローチは異なります。依頼するSEO対策会社が用いている手法が妥当かを判断するためには、過去の実績でどんな手法を用いて上位表示を実現してきたのかを確認すると良いでしょう。再現性が高く自社でも通用する手法であれば依頼する一つの判断材料となります。
合わせて、実績を確認する場合はその実績がいつの話かも押さえておきましょう。あまりにも過去の実績である場合は、刻一刻と変化しているSEOの状況にそぐわない可能性も考えられます。上位表示を達成するまでにどのくらいの期間を要したかも大切な確認ポイントです。
また、適切な手法がどうかを判断するためにも、自社においてもある程度のSEOの知識を蓄えておくと良いでしょう。
SEO対策会社のコンサルティング能力を確かめるために、今の自社サイトにSEO対策をかけるとすれば、どんな作業が考えられるかということを確認してみましょう。
返ってきた答えが教科書やインターネットを調べれば出てくるような答えであれば、もしかするとそのSEO対策会社は応用力に乏しい会社かもしれません。
SEO対策会社に依頼する場合のみならず、SEO対策において重要なのは、教科書やインターネットに掲載されている情報をいかに自社サイトに施策として落とし込むかという点であるということを肝に銘じておきましょう。
SEO状況は常に変化し続けています。具体的に1年前の常識が今は通用しないことが当たり前の世界です。優良なSEO対策会社は、常に最新の状況をピックアップして、SEO施策に反映させています。
そのため、依頼しようとしているSEO対策会社が最新の状況を把握しているのかも検討する材料となります。
見極めのポイントとして、最新のSEO対策について自身で調べ、それについての見解を聞いてみると良いでしょう。的を得た見解が返ってくるようであれば、そのSEO対策会社は優良な企業である可能性が高いと考えられます。
前章でも少し紹介しましたが、SEO対策会社に依頼する前に、自社で最低限やっておくべき内容をご紹介します。以下の事項を実施しておくことで、依頼する会社のポテンシャルを最大限に引き出せるでしょう。
《SEO対策を依頼する前の準備》
SEO対策会社の選び方で紹介したように、優良なSEO対策会社を選定するためには、依頼する会社が実施している作業や保有しているノウハウが適当なものかを判断する必要があります。
そのため、依頼を検討している段階で書店に売られているSEO対策の本を一冊読んでみたり、SEOのニュースサイトを定期的に見たりするなどの事前知識をインプットしておきましょう。
SEO対策をしてくれるからといって全てを丸投げにしてはいけません。なぜなら集客をしたいターゲットやKPIの認識が相違してしまう場合があるからです。
SEO対策によって得られた流入を使って、どんな指標を高めたいのかを明確にしておきましょう。
例えば、
目的によって対策方法が異なります。丸投げをしてしまうとダウンロード数を増やしたかったのにPV数は増えたのにダウンロード数は増えないという事態になる場合があります。
また、申し込み1回あたりの価値についても考えておくと良いでしょう。具体的に、10回の見積もりで10万円の成約が1件得られる場合、見積もり1回あたりの価値が1万円です。この計算は、提示されたSEO施策の費用を支払っても、元が取れるかどうかの判断材料となります。
SEOで選定するキーワードの中には、自社サイトにとって適切でないものも含まれます。例えば、高級志向で腕時計を売り出しているようなWebサイトが「腕時計 格安」というキーワードで流入が増えたとしてもコンバージョンは増えないでしょう。このようなミスマッチなキーワードは、自社のことを深く知らない第三者の提案のなかに含まれている場合があります。
対策として、提案の軌道修正を行うために、自社商品・サービスのこと熟知している社員を配置することをおすすめします。さらに担当する社員がSEO知識があれば、対策会社のカウンターパートナーとして伸びることでしょう。
それでは、上記で紹介した選び方や準備を踏まえたうえで、おすすめのSEO対策会社を地域別にいくつかご紹介します。それぞれ特色を持った企業ですので、自社の状況やビジネスの方向性から検討してみてください。
ブランディングワークスは、顧客に合わせたSEO施策を、固定報酬という方式で提供しています。SEO対策会社との契約というと長期で取り組むため漫然と毎月月額費用を払う必要が出てきてしまうものなのですが、ブランディングワークスでは培ってきた経験をもとに、SEO作業を最適化し単発での請負を実現しています。
固定報酬という方式で嬉しいのは、コストだけが漫然とかかって結果が出ないというリスクが低いということ。もちろん、契約のなかで長期的な契約を結ぶメリットを感じるのであれば、長期契約も可能です。
株式会社ブランディングワークス:https://www.branding-works.jp/
サクラサクマーケティングは、高機能なSEOをツールを無料で提供していることでも有名な企業です。SEOコンサル・外注費用は、他と比較しても安価な金額での依頼が可能です。
オンラインミーティングの活用・提出資料の簡略化など、経験豊富なSEO事業者だからできるポイントを押さえた対応で低コスト化への取組を推進しています。SEO対策に携わって16年と、SEOの激しい変化を乗り越えてきていることもあり、信頼できる企業でしょう。
サクラサクマーケティング株式会社:https://www.sakurasaku-labo.jp/services/
バリューエージェントの強みは一言で言うと「一気通貫」という点です。SEO対策のクオリティもさることながら、SEO対策をWebマーケティングの一環としてとらえ、まるで自社のWeb担当者であるかのように親身になって対応してくれます。
プランとしては、コンテンツマーケティングやWeb制作など部分的に対応してくれるものもありますが、いずれにしても「お客様のお役に立つことを追求する」という姿勢は一貫しており、より良い施策や立案を追求してくれる便りがいのある企業です。
株式会社バリューエージェント:https://valueagent.co.jp/
月額料金を払い続けても上位表示を達成できていない場合があるのがSEOの現状です。このようななか、クロスウォークは上位表示を達成しなければ料金が発生しない成功報酬型のプランを採用しています。費用が発生しても月額15,000円からという、非常に低いコストでSEO対策を行ってくれます。
また、安いといってもブラックハットな手法で運用しているわけではなく、しっかりとした理論に基づいて運用されています。
株式会社クロスウォーク:https://crosswalk.co.jp/
SEO対策を外部に依頼するにあたって、気を付けておくべきという内容をご紹介します。上記でご紹介した依頼する前の準備と併せて、チェックリスト的に活用してください。
《SEO対策を依頼するときの注意点》
SEO対策といっても、詳細なタスクに分割するとさまざまなものがあり、自社サイトの状況にとって必要な支援というものは変わります。
SEOについて右も左もわからない状況であれば、総合的SEOコンサルティングを依頼することもひとつの手段ではありますが、少なくとも事前にある程度勉強し、自社でやれることがないかを検討することは必要でしょう。
もし、このタスクは自社でやった方が適切だという結論に達することができれば、SEO対策会社に依頼するタスクは部分的となり、コスト削減ができます。
上述した自社サイトに必要な支援が明確になったら、その支援に強い会社を探しましょう。例えば、コンテンツSEOに強い会社であったり、サイト設計に強い会社であったり、SEO対策会社といっても強みを持つ分野は千差万別です。
それぞれのSEO対策企業が持つ強みは、担当者に話を聞くことがもちろんベストではありますが、ホームページ上の訴求や実績のページからも読み取れます。
情報収集をしたうえで、少なくとも二社以上のSEO対策企業に相見積もりをとり、必要とする支援をより高いコストパフォーマンスで提供してくれる企業はどこかを検討するのがおすすめです。
SEO対策会社を選定するにあたって避けたいことは、ブラックハットSEOの手法を採用している企業です。
SEOのことをあまり知らない顧客を対象に、望ましくない手法を使って順位上昇をさせる企業は現在でも少なからず存在します。
対策として、入念な下調べとヒアリングを実施し、このような企業にあたらないように細心の注意を払いましょう。また「順位上昇」だけをアピールポイントとする企業も要注意です。
こうした企業の場合は、順位上昇だけを業務とし、順位が上がってもコンバージョンに至らないような提案がされる場合があります。
クラウドソーシングなどで検索をかけると、非常に安い値段でSEO対策用の記事を書いてくれたり、提案をしてくれたりするフリーランスがたくさん見つかります。
もちろん、全員の質が悪い業務しか提供してくれないというわけではありませんが、絶対数が多い分、質の悪いフリーランスにあたる確率はSEO対策会社に依頼するより高いと言わざるを得ないでしょう。
フリーランスにSEO対策を依頼する場合は、実績や施策内容を十分にヒアリングし、契約後もコントロールできるディレクション体制を整えておくと良いでしょう。
「サービスの方向性が変わった」「新しい商品を取り扱うようになった」このような情報は、契約しているSEO対策業者に連携するようにしましょう。
なぜなら、売るべき商品・サービスによって、SEO対策の方向性が大きく変わるからです。既に対策したキーワードで上位表示しているから流入は問題ないと考えてはいけません。上位表示されているキーワードとWebサイト上のコンテンツの内容に食い違いがあると、コンバージョンにつながらないばかりか、ユーザーへの不信感も招きます。また、Googleのアップデートなどによって上位表示されなくなる場合もあります。
SEO対策を依頼する場合の選び方・注意点、おすすめのSEO対策会社についてご説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。依頼する内容を全体的なものにするのか、一部分にするのかは、あなたのサイトの状況と戦略次第です。
しかし、ひとつ言えることは、SEO対策会社に依頼するしないに関わらず、自社社員の勉強をおろそかにしてはいけないということです。SEO対策会社を選定、コントロールするという行為もひとつの非常に重要な業務としてとらえ、スキルを磨きましょう。
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