「ブランドリフト」とは、ブランディングを目的とした広告の効果を調べる指標の一つです。
ブランディング広告を掲載後にアンケートを行い、広告に接触したユーザーと未接触のユーザーの割合を収集・比較し、企業やブランドの認知度や好感度、購買意欲などに向上が見られたか、どの程度向上したかを測定します。
例えば、Web広告のバナー枠などを使用し、広告上でアンケート調査を行う方法があります。Web広告によるブランドリフトには以下の2つがあります
・インバナーサーベイ
バナーなどの広告枠にアンケート内容が表示され、バナーから離れることなくアンケートに回答できます。そのため多くの回答が得られるメリットがあります。ただし、場所が限られているため多数かつ細かな設問などはできません。
・リードバナーアンケート
バナー広告にアンケート告知を掲載し、ユーザーにクリックしてアンケートページへ遷移して回答してもらう方法です。アンケートの質問数などの自由度が高く、インバナーサーベイに比べて細かな調査を行えるメリットがあります。
なお、上記2つのいずれの方法も、結果がリアルタイムで確認できるため、次の施策にすぐ活かすことができます。
専門のリサーチ会社にアンケート調査の実施を依頼する方法も一般的です。対象1人1人に対して細かな調査を行うことができるため、詳細なフィードバックが得られ、品質の高い調査・測定が可能です。ただ、調査には一定の期間を要し、調査結果をリアルタイムで確認することはできません。
Google、Facebook、LINEの3媒体には、ブランドリフト調査を自動で行う専用ツールが付属しているため、ブランド認知度や購入意向などの指標の移行を自動調査によって測定可能です。
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