ICTとは?

ICTとは「Information and Communication Technology」の略で、日本語では「情報通信技術」と訳されます。情報技術を活用することで人とインターネット、人と人とがつながる技術、その状態のことです。

ICTは、IoTやAI技術が活躍する社会を表す「Society5.0」に位置づけられています。ITが「通信技術を利用してつながる現代社会」が「Society5.0」であると定義されています。

ICTとIT、IoTの違いは?

ICTと似た言葉で「IT」「IOT」があります。違いを確認しましょう。

  • IT:Information Technologyの略で、「情報技術」と訳されます。
  • IOT:Internet of Thingsの略で、「モノのインターネット」と訳されます。

ICTとITはほぼ同義ですが、「ITが情報技術そのものを指す」のに対し、「ICTは情報を伝達する方法や情報伝達を活用する方法」などを指します。

ICTとIOTは、ICTが「人とインターネットをつなぐことで人と人をもつなぐ技術」、IoT「あらゆるモノがインターネットにつながる状態もしくは技術」とイメージするとわかりやすいでしょう。

ICTはどこで活用されているのか?

ICTがどこで活用されているか確認しましょう。ICTは、インターネット検索やSNSはもちろん、ビジネスシーンでも活用されています。身近のものを3つ紹介します。

  • 教育現場
  • 介護業界
  • 地方活性化

教育現場では、生徒にタブレットを配布もしくは購入してもらい、紙の教科書からデジタル教科書への移行をしています。動画や資料のデータ共有もできます。新型コロナウイルスの流行に伴い、遠隔地で授業ができるようにもなりました。

介護業界では、離れて暮らす高齢者への見守りサービスとして利用されています。部屋にWebカメラの設置・センサーを設置することで、家族はもちろん、介護ヘルパー医療従事者と情報を共有することができ、高齢者への健康管理に役立てることができます。

地方活性化は、テレワークが推奨されるようになったことで、都心部から地方へ移住しても仕事ができるようになりました。また、地方の人口が増えることで医療や介護、教育や子育てなど幅広い分野で地方が活性化する可能性もあげられます。

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この記事の監修者

株式会社ブランディングワークス編集部

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