「ユーザーインターフェイス(UI)」とは、ユーザー(WebサービスやWebサイト、アプリ、ソフトウェアを利用する人)と、製品やサービスとの接点全てを意味します。
例えば、Webサイトであれば、サイトのデザインやフォント、画像や動画、ボタンの操作性や使いやすさなど、ユーザーが目にする・操作する全てのものがUIに含まれます。
ユーザーエクスペリエンス(UX)は、ユーザーが製品やサービスを通じて得られる体験のことを意味します。例えば、ユーザーがあるサイトに訪れた際、webページ全体が快適に閲覧できる、レイアウトやフォントが適切で見やすい、ボタンの場所やサイズが適切で使いやすいなど、どのような体験をしてどのような印象を持ったかというのがユーザーエクスペリエンスです。この時の体験に良い印象を持てば、UX評価が高いとされます。
そして、ユーザーが質の良いUXを得るためには、質の高い「ユーザインターフェースUI)」が必要なのです。見やすく操作しやすいWebサイトの場合はいい体験・いい印象を得られますが、一方でどんなにユーザーにとって良い情報が記載されているとしても、欲しい情報がどこにあるか分からない、ボタンが押しにくく使いづらい状態であれば、質の高いUIとは言えず、UXの評価も下がります。
このように、UIはUXを高めるための重要な要素のひとつなのです。そして、このUIを改善し磨き上げていくことは、結果的に製品やサービスの品質向上につながると期待できます。
質の高いUIデザインを実現するためには「UIデザインの原則」を意識しましょう。基本的なベースとなるのは以下の4つです。この4つの原則を守ることでデザインに統一感が出て、情報の可視性も高まります。
多くの情報を一気に提示すると、必要な情報を見つけることが難しくなります。そのため、ユーザーに対して提示する情報を調節し、情報過多になりすぎないように注意が必要です。情報の優先順位を決め、できるだけシンプルにまとめてみましょう。
ユーザーと同じ目線で考えることは優れたUIのために欠かせないポイントです。ユーザーにどんな行動をしてもらいたいのか、企業側(情報提供側)のゴールも明確にしたうえで、ユーザーが情報を取得しやすいレイアウトや操作性を目指しましょう。
パソコン以外にもスマートフォンやタブレットなど、Webページを閲覧するためのデバイスは人それぞれ異なります。どんなUIが快適かもまたどのデバイスを用いるかによって異なる現状があります。そのため、まずはユーザーがどんなデバイスを用いるかを想定したうえで、そのデバイスに合わせたUIデザインを行いましょう。
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