WeChat Payとは？

WeChat Payとは？

「WeChat Pay（ウィーチャットペイ）」とは、中国No.1シェアのメッセンジャーアプリ「WeChat」に付随されたスマホ決済です。

約9億人が利用するモバイル型決済システムで、QRコードのスキャンまたは提示で支払いができ、事前に登録した銀行口座から自動で引き落とされる仕組みです。加盟店数は100万店舗を超えています。

WeChat Pay（WeChat決済）の利用方法は？

 

店舗掲示型

店頭のステッカーやPOP等で掲示されているQRコードを、来店者（支払う人）がスキャンし、決済する方式です。

 

消費者提示型

スマートフォンなどの端末に支払い用のQRコードを表示し、それを加盟店側がカメラ付きタブレットやレジの決済端末でスキャンして決済します。

WeChat Payの特徴は？

 

SNSでの情報拡散が強み

WeChat Payは、SNS機能を活かして情報拡散が可能です。というのも、メッセンジャーアプリWeChat上で写真や口コミが活発にシェアされているからです。お得な情報や口コミを知ることができ、集客効果が期待できます。

 

あらゆる支払いが可能

WeChat Payはスマホで行うQRコード決済のほか、中国国内のあらゆる支払いを行うことができます。オンライン決済、割り勘、公共料金の支払い、個人間送金など全てWeChatで完結することができるので、中国では利用者が非常に多くなっています。

 

海外旅行サイトと連動

WeChat Payは中国最大級の海外旅行ポータルサイト「穷游网（Qyer）」と連動しています。この「穷游网」で航空券やホテル、レンタカーの予約を行う際、中国人旅行者が支払いを行う場合、WeChat Payが自動的に適用される仕組みとなっています。それほど中国人にとって当たり前の支払い方法と認識されているのです。

 

日本語対応

日本において支払いを行う際には、中国人観光客がスマホで提示するバーコードを店舗側が読み取る、もしくは店舗が提示するバーコードを中国人観光客が読み取ることで簡単に決済が行えます。また、WeChat Pay のアプリは日本語に対応しているため、問題が発生した場合でも、中国人観光客と店舗間でトラブルになりにくく安心です。

 

日本人でも利用可能

WeChat Payは、日本人でも中国の旅行などで利用しやすい機能が搭載されています。例えば、日本語を含む20以上の言語に対応しており、中国語が分からなくても日本語でスムーズに登録・決済を行うことができます。特に中国ではQRコード決済サービスを導入する店舗が多いので、WeChat Payを持っておくだけで中国国内での支払いが簡単・スムーズに行えます。