CGMとは

CGMとは

CGMとは【Consumer Generated Media（コンシューマー ジェネレイテッド メディア）】の略で掲示板や口コミサイトなどのメディアのことを指します。

「消費者育成メディア」、「消費者発信型メディア」とも呼ばれており、以前までは記者やライターなどのプロがコンテンツを作成していましたがインターネットの普及により、一般人でもコンテンツを作成できるようになりました。

消費者が自ら発信を行うことでストレートな意見を参考にすることができるので企業がCMなどのPRでは知ることができない商品の特徴なども確認することができます。

UGMとの違い

CGMの他にもUGM【User Generated Media（ユーザー ジェネレイテッド メディア）】という言葉があります。

ほぼ同義として言われていますが作られるモノが違います。

UGMで作られるモノは『コンテンツ』で、CGMはそのコンテンツによって作られる『メディア』になります。

CGMの種類

現在ではCGMと呼ばれる多くのメディアが登場しています。

ジャンル	例
口コミサイト	価格コム、食べログなど
ナレッジコミュニティ	OKWave、Yahoo!知恵袋など
動画共有サービス	Youtube、ニコニコ動画など
SNS	Facebook、Twitterなど
キュレーションサイト	Togetterなど
イラストコミュニティー	Pixivなど
ブログポータル	アメーバブログなど
BBSポータル	5chなど
レシピサイト	クックパッドなど

これら全てが消費者によって作られたメディアになります。

以前までは情報を受け取る側だった消費者が何も制約のない状態で情報を発信することができるようになり、現実的な意見が集まりやすくなりました。

CGMを成功させる3つのポイント

CGMを実施することでwebマーケティングを成功させるポイントは

①良いサービスを作る

②ついつい投稿したくなる仕組み

③投稿例を見せる

以上の3つです。

詳しく解説していきます。

①良いサービスを作る

良いサービスや商品を作る。ここが大前提になります。

サービスや商品が良くないモノだといくらマーケティングに力を入れ、投稿しやすくなる仕組みを取り入れたとしても良い口コミが集まらず、結果が出ないという事態になってしまいます。

反対にサービスや商品が良いモノだと投稿しやすい仕組みを取り入れなくても良い口コミが広がり、さらなる広がりを見せてくれます。

商品・サービスを作ることとマーケティングを分けて考えてしまいがちですが、良い商品・サービスを作ることがマーケティングとも言えます。

②ついつい投稿したくなる仕組み

良いサービスや商品を作ることができてもそれだけでは良い口コミは増えません。

口コミを投稿することでクーポンを発行するなどの口コミを投稿するのに繋がる仕組み作りやきっかけが必要です。

美容室や飲食店ならクーポンを発行する、動画共有サービスやレシピサイトであればユーザーのランク付けをするシステムの導入など、口コミを投稿することで得られるメリットを用意してあげることが重要です。

③投稿例を見せる

クーポンなどで口コミを投稿するきっかけを作っても

・良い商品でした

・満足しています

などのコメントでは他のユーザーの参考にならず、逆効果になってしまうこともあります。

そのため、投稿例を見せ、口コミを投稿する際のポイントを明確に提示することで良い口コミの質をあげてくれます。

口コミ投稿フォームなどに年齢や購入した理由、おすすめしたい人などの項目を分けていればユーザーも書きやすく、他のユーザーにも参考にしやすい口コミが増えることに期待ができ、webマーケティングも成功しやすくなるはずです。