CPLとは、Cost Per Leadの略称で「リード単価」や「見込み客獲得単価」と呼ばれるものです。
1件のリード獲得にかかったコストを表す言葉で広告やマーケティングの効果を測る指標になります
そもそもリードとは、顧客になる可能性があり、商品やサービスを検討している段階の人です。
主に資料請求や見積もり、メルマガの登録をした人などがリードに当たります。
少ない広告やマーケティングで見込み客を獲得できていればCPLは低くなり、その広告やマーケティングは高い効果を発揮したと評価することができます。
マーケティングにおけるリードは非常に重要な存在でリードの母数を増やすことができれば必然的に顧客の獲得件数を増やすことができます。
CPLが低ければより低コストでリードを獲得することができ、売上アップが目指せます。
CPLを算出するためには算出のタイミングと条件があります。
まず、算出するタイミングですがリードの入手方法によってタイミングが変わってきます。
専門業者からマーケティングリストを購入する場合は、リストの購入直後にCPLの算出が可能です。
ダイレクトメールやweb広告、展示会などのマーケティング施策の場合には施策から数週間〜数ヶ月後にCPLの算出を行うのが一般的です。
CPLの算出には見込み客のデータが必須になります。
自社でデータベースが構築されている時には算出にあまり時間は掛かりませんがデータベースが無い時にはデータを収集するところから始める必要があります。
また、どのようなユーザーをリードとするか定義する必要もあります。
web広告をクリックしたユーザーをリードとするのか購入フォームまで進んだユーザーをリードとするのかによってCPLの値は大きく変動します。
CPL算出を行うためにもリードの定義を決め、リストを作成するのが得策です。
以上でデータを収集することができたら
リード獲得のための費用➗リード獲得数
を行うことでCPLを算出することができます。
CPLは見込み客獲得にかかった費用を把握するのに非常な重要な指標です。
しかし、あくまで指標なのでリードの質を把握することはできません。
リードがwebサイトからなのか展示会なのかは把握することができないのでリードの質や最終的な成果を測定するためにはコンバージョン率などの指標を用いるのがおすすめです。
CPLと似た言葉にCPAがあります。
CPAとはCost Per Acquisitionの略称で「顧客獲得単価」と言われており、コンバージョン獲得にかかったコストを指しています。
コンバージョンには新規顧客の獲得の他にも資料請求など最終的に売上に繋がる成果全般を指しているのでCPLとCPAが一緒の言葉として使われることも少なくありません。
大きな違いは、CPAの方が対象となる領域が広くなるというところです。
CPLをKPIに設定する時に注意するポイントは最適な数値をCPLにすることが非常に重要になります。
CPLは使用するメディアによって大きく異なってきます。
そのため、KPIに設定する時には数値を高すぎず低すぎずの数値を設定する必要があります。
メディアごとの基準や過去の数値などから比較を行い、客観的な数値を設定する必要があるので注意しましょう。
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