フォームとは、形、形状、形式、型、書式、伝票などの意味を持つ英単語であり、ITのジャンルにおいてはWebページなどで利用者からの入力を受け付ける操作要素を指すことが多いです。
フォームはエントリーフォームや登録フォームなど、入力フォームなどと呼ばれることがあります。
フォームといっても様々な種類があるため、それぞれのフォームについて解説します。
お問い合わせフォームは、Webサイトへ訪問したユーザーが企業に対してお問い合わせをするためのフォームです。
企業のWebサイトのお問い合わせ窓口の他にも、資料請求やセミナーなどの申し込みを行うページに設置されています。
基本的には、お問い合わせが来たら返信する必要があるため、メールアドレスや電話番号などを入力する項目があります。
アンケートフォームは、セミナーの感想や商品のレビューなど、ユーザーに対してアンケートを書いてもらいたい場合に利用されるフォームです。
企業はアンケートを取ることで、ユーザーの声を聞くことができるため、改善策などを出しやすくなります。
アンケートフォームでは、一般的に選択式の項目と、ユーザーが文章を入力できる自由回答欄を併用します。
自由解答欄が多いと、ユーザーに負担がかかってしまい、離脱してしまう可能性が高まるため、選択式の項目と自由解答欄のバランスを考えるようにしましょう。
メールフォームは、フォームに入力された情報がメールのように企業に送信されていくフォームのことです。
ユーザーはいちいちメーラーを起動する必要がなく、Webサイトから情報を取得したらすぐにメールを送ることができます。
購入フォームは、商品やサービスを購入するためのフォームであり、ECサイトやランディングページに設置されることが多いです。
複数の商品が掲載されているECサイトにはカートが設置されている場合が大半ですが、単品の商品だったり、サブスクリプションサービスの場合は、購入フォームを利用することで、手続きが楽になるため、ユーザーは嬉しいでしょう。
また、購入する商品やサービスなどによっては、住所や電話番号を入力する必要があるため、入力ミスが起こる可能性があります。
そのため、注意書きなどをすることで、入力ミスをできるだけ減らすようにしましょう。
イベント受付フォームは、イベントやセミナーを開催する際に予約を受け付けるためのフォームです。
ユーザーの名前やメールアドレス、予約日時、参加人数などを入力してもらう必要があります。
また、会社名や所属部署まで入力してもらうことで、見込み顧客リストを作成する際の手間を省くことができるでしょう。
求人応募フォームは、就職活動や転職活動をしている方がエントリーを行うためのフォームであり、企業の採用ページに使用されることが多いです。
志望動機やアピールポイントなど、長文を書く項目が多いため、項目数を抑えて、必須項目を明確にするなどの工夫が必要になってきます。
テスト/クイズは、そのままで、テストやクイズを出題することができるフォームであり、様々な場面で活用することができます。
フォームを作成する際にいくつか注意すべきポイントがあるため、解説します。
フォームの入力項目が多すぎると、離脱してしまう原因になるため、入力項目はできるだけ減らすようにしましょう。
特に、アンケート形式のフォームは項目が多くなってしまう傾向があるため、注意が必要です。
フォームを作る際に、任意項目の回答はする人が少ないため、任意であれば省いても良いでしょう。
入力項目を減らすことが大切であるため、本当に必要な項目なのか、よく考えるようにしましょう。
近年、スマートフォンからWebサイトへアクセスするユーザーも増えてきているため、画面幅が自動的に調整されるレスポンシブデザインを採用するようにしましょう。
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