フリーミアムとは「フリー」と「プレミアム」の造語で基本的にはサービスや製品を無料で提供し、より高度なサービスや機能を有料で購入してもらい、収益を獲得するビジネスモデルです。
最近ではソーシャルゲーム業界でもこのビジネスモデルが導入されています。
5%ルールとして広がっており、無料ユーザーが95%でも有料ユーザーが5%いればビジネスは成立すると言われています。
サブスクリプションと似ているモノという風に思われているフリーミアムですが違いは課金方法にあります。
サブスクリプションの課金方法は毎月や毎年など単位ごとに継続して課金をするというビジネスモデル。
それに対し、フリーミアムは無料で使用することができる範囲があり、その他の機能を有料で使用する場合のみ課金や買い切りを行うという機能です。
フリーミアムのメリットは、
・新たな顧客を獲得しやすい
・口コミで拡散されやすい
・フィードバックを受けやすい
・課金してもらいやすい
フリーミアムは無料で利用できるということで最初のハードルはぐっと下がっています。
そのため、顧客がサービスに触れる機会が多くなり、さまざまなメリットを受けることができます。
1つずつ詳しく解説していきます。
新たな顧客を獲得しやすい
フリーミアムは基本的には無料で利用できるサービスや商品です。
そのため、一定のサービスを利用することができれば新しい顧客を獲得しやすくなります。
口コミで拡散されやすい
サービスを無料で使用することができるのでSNSや口コミで周りの人に紹介しやすくなります。
口コミが広がることで商品やサービスの認知度が高まり、無料だし一度使ってみようとなることに期待ができます。
フィードバックを受けやすい
サービスを無料で提供しているので開始直後にある程度の顧客を確保することができます。
母数が多くなるので有効なフィードバックを受けやすくなり、フィードバックを参考にブラッシュアップすることで自社サービスの改善に役立ちます。
課金してもらいやすい
基本サービスを無料で利用することができ、そのサービスの良さがわかってもらえると結果的に料金を支払ってもっと高度なサービスを利用したいという気持ちになりやすいです。
そのため、無料で使用しても快適さを求め、課金しやすくなります。
フリーミアムの収益モデルには大きく4つあります。
・容量追加型
・都度課金型
・機能制限型
・会員限定型
1つずつ詳しく解説していきます。
容量追加型
無料で使用できる容量が決まっており、料金を支払うことで容量が増えたり、無制限になったりする収益モデルです。
インターネットを経由しているクラウドサービスなどで多く利用されており、オンラインストレージサービスなどがこれにあたります。
都度課金型
基本的な機能は無料で使用することができ、必要に応じて料金を支払い得点を受けるという収益モデルです。
入園料が無料でアトラクションに乗る時に料金が発生する遊園地やスマホゲームの課金がこれにあたります。
機能制限型
機能制限型は、顧客が料金を支払うことで新しい機能を追加することができたりサービスの自由度が高まる収益モデルです。
この収益モデルでは、サービスや機能、商品の魅力を顧客に伝えれるかが鍵になります。
この収益モデルは、ビジネスチャットツールの無制限グループ作成や音楽ストリーミングのオフラインでの再生可能などに使用されています。
会員限定型
これは有料会員になることで限定特典を受けれるという収益モデルになります。
有料会員になるとクーポンが発行されたり、限定のコンテンツが視聴できるなどの仕組みになります。
具体的には、プレミア公開やレシピサイトの専門家のレシピなどがこれにあたります。
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