3月Googleコアアルゴリズムアップデート発生のお知らせ・要点と対策 -2025年最新- March 2025 core update

2025年3月 コアアルゴリズムアップデート リリース

2025年3月14日 午前1:27(日本時間)にコアアルゴリズムアップデートのロールアウトの通知がGoogle公式から発表されました。「March 2025 core update」と呼称されています。

Google公式アカウント:X(Google Search Central @googlesearchc)

※以下翻訳
本日、2025年3月のコアアップデートをリリースしました。ロールアウトが完了すると、ランキングリリース履歴ページが更新されます。

2025年3月Googleコアアルゴリズムアップデート発生について

Googleからコアアルゴリズムアップデートの発表がありました。以下はGoogle公式発表と、海外の有名なSEOの専門家 バリー・シュワルツの速報記事です。

【Google公式SNS(X・LinkedIn)でのお知らせ】
December 2024 core update:12月13日早朝開始

X https://x.com/googlesearchc/status/1900222092483682722
LinkedIn https://www.linkedin.com/posts/googlesearchcentral_today-we-released-the-march-2025-core-update-activity-7305987570948075520-6Yty/

【Google公式(Google Search Status Dashboard)】
https://status.search.google.com/products/rGHU1u87FJnkP6W2GwMi/history

【Google March 2025 core update rolling out now(海外の有名なSEOの専門家 バリー・シュワルツ X)】
https://searchengineland.com/google-march-2025-core-update-rolling-out-now-453253

2025年の1回目のGoogleコアアップデートです。展開が完了するまで、通常は2週間程度の見込みです

※直近一年ではコアアルゴリズムアップデート一覧:2024年:3月8月11月12月

Google公式LinkedInで発表されたコメント

※以下翻訳
これは、あらゆるタイプのサイトの検索者にとって関連性が高く、満足のいくコンテンツをよりよく表示するように設計された定期的な更新です。また、今年はクリエイターからのコンテンツをより多く公開するための取り組みを継続し、一連の改善を行っています。すでに起こったものもあります。追加のものは後で来ます。

Google公式からの言及元URLとその内容紹介は以上となります。

3月コアアップデートを受けて、今後のサイト運用で意識していくべき内容 ※弊社見解

Googleからの公式発表として提供されている3月コアアルゴリズムアップデートの詳細な情報はありません。

ただし、2024年はGoogleのアルゴリズムに関する指標が様々な経緯で公開されてきました。これらの一次情報を踏まえ、より効果的な対策項目に改善リソースを割いていきましょう。

参照1:【2024年12月】マーク氏によるGoogleの隠れた仕組みについて話題に

2024年12月にイギリスのSEOコンサルタント『マーク(Mark Williams-Cook)』氏よりSEOのアルゴリズムが公開されました。この情報は、マーク氏がGoogleのアルゴリズムを、Google関連の脆弱性から見つけだした内容となります。

※Googleは未発見の脆弱性を報告を受けると、インセンティブを提供する制度「Google Vulnerability Reward Program (VRP)」があります。このような取り組みをバグバウンティと呼びます。今回、Googleからマーク氏にもインセンティブが支払われています。

▼内容ピックアップ
└Googleは検索クエリを大まかにいくつかのカテゴリに分類している(各カテゴリごとに検索結果の傾向が異なる)
└クリック確率予測モデルの存在(「クリックされる確率」を予測するスコアを割り当て、順位に影響)
└サイト品質スコアがランキングを左右
 └ブランド検索頻度:ユーザーがサイト名を検索する頻度。
 └クリック率の一貫性:サイトが1位以外に表示されていてもクリックされる割合。
 └アンカーテキスト:他サイトでのリンクテキストにブランド名が含まれる頻度。

参照2:Google検索の内部エンジニアリングドキュメント漏洩内容 by マイク・キング

2024年5月にリークされたGoogle検索のコンテンツウェアハウスAPIの内部ドキュメントです。
Google検索の内部エンジニアリングドキュメントが約14,000件漏洩したとのニュース。

対象のAPI群が現在も使用されているものなのか不明なことと、記述されている評価指標ごとの重み付けについては記載が無いのでSEOにおいて対策比重の判断はつかない前提はありますが、これまで秘密にされていたGoogle検索ランキングに関与していると予測されるAPIドキュメントの数々が明らかになったと話題に。

▼内容ピックアップ
└ 「ドメインオーソリティ」実在確認
└ 「クリックはランキング要素に使用」実在確認
└ 「ランキング要素にChromeデータも参考」実在根拠
└リンクは依然としてかなり重要だと思われる
└ホームページのPageRankはすべてのページに適用される
└日付は非常に重要

「ブランドオーソリティ」がGoogleから認識判定しやすいサイト運営を

また、直近のアルゴリズムをみていると、実態(拠点・実績・評判など)がある事業者の上位表示傾向にあり「ブランドオーソリティ」が重要視されてきているとの所感です。

自社情報をGoogleに隅々キャッチアップしてもらう為に、自社ブランドの信頼性・権威性・専門性・経験値をWeb上やSNSにて訴求しきれているか改めて見直していくことを推奨します。

3月中旬になってGoogle検索結果における「AI Overview」の表示が活発化

アルゴリズムと関連するかどうかはまだ不明ですが、3月中旬になってGoogle検索結果における「AI Overview」の表示が活発化しており、過去個人アカウントレベルでのみ表示されていたものが、今は有料アカウント(GoogleWorkplace所属のアカウント)での検索結果にも表示されてきています。

今後はAIO観点での最適化も、SEOにおける重要な対応項目と話題になっていますので、情報を掴んでいきましょう。

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    上位表示キーワード例
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    サイト流入
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    (31,874セッション→105,514セッション)
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    3.4倍(84→293件)
    上位表示キーワード例
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この記事の監修者

株式会社ブランディングワークス編集部

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