SEO施策を進めていくうえで、実施するべきタスクは多岐に渡ることでしょう。そんなタスクの中には、手作業でやると途方もない時間がかかってしまうものもあります。
例えば、検索順位チェックひとつにしても、狙っているキーワードが大量にある場合「ひとつひとつのキーワードで検索して自分のサイトが何位にいるのか確認」という作業をこなしていては、調査に時間がとられてしまいます。結果的に、肝心なコンテンツ作成に時間が取れず、質が落ちてしまうという事態になりかねません。
このようなタスクにかかる時間を圧縮するために、インターネット上には数多くのSEOツールが存在します。それぞれのツールの特性を理解し、使いこなすことで、コンテンツ作成の時間確保、ひいてはコンテンツの質の向上を図っていきましょう。
まずはSEOツールの大枠の種類についてご紹介します。
SEOツールは、役割によって異なり以下の6種類に分けられます。
Google公式ツールとは、Googleが出しているSEOツールです。
日本の検索エンジンは、ほとんどの場合Googleが利用されています。(Yahoo!も有名な検索エンジンですが、内部エンジンはGoogleが使われています。)
そのため、Google公式ツールから得た示唆をWebサイトに反映することが、SEO対策においてまず着手するべきこととなるでしょう。
Googleには優れたサイトを評価するための明確なポリシーがあり、それぞれのポリシーをいかに満たしているかを計測するためのツールが提供されています。
正しい文法で書かれているか
表示速度は快適か
リンク切れなどを起こしていないか
これらは、Webサイト制作における基本的な事項で検索順位にも影響します。
内部SEO対策ツールは、上述のような事項をチェックし、改善すべき点を洗い出してくれるツールです。内部SEO対策ツールを活用することで、検索順位を決めるロボット(クローラー)からの評価を受けやすくなります。同時に訪れたユーザーがより快適に使えるようになるため、検索順位の向上のほか、Webサイトを訪れたユーザーの満足度の向上にもつながります。
外部SEO対策とは、主に被リンク(自分以外のWebサイトが自分のサイトを載せること)を獲得することを指します。このときに役立つのが外部SEO対策ツールです。
被リンクを集めるにあたって、どの程度の規模で集めれば良いのかを把握するために外部SEO対策ツールは有効です。
例えば、競合サイトがどの程度の被リンクを集めていて、それが自サイトで太刀打ちできる数なのかを把握することに使われます。あまりにも多くの被リンクを集めているサイトやボリュームが巨大なサイトが上位にある場合、狙うべきキーワードを変更するといった具合に全体戦略を練るために役立ちます。
ちなみに、サテライトサイト(被リンクを獲得するために立ち上げられたサイト)などを過度に使って無理やりリンクを集める行為は、過去は有効な時代もありましたが、現在ではペナルティの対象となり検索順位を下げてしまう場合があるので注意しましょう。
コンテンツSEOについて重要なポイントは、ユーザーが充実しているコンテンツと感じてもらえるかどうかです。そのための対策として、狙うべきキーワードをうまく文章内に組み込む方法がとられています。
コンテンツSEO対策ツールは、コンテンツ内に適切な形でキーワードが盛り込まれているかなどをチェックできるSEOツールです。具体的には、網羅性の高い記事にするため、上位表示されている記事の見出しを抽出するといったときに使用されます。
また、コンテンツSEOに限った話ではありませんが、どのキーワードを狙うかという観点も忘れてはならないポイントです。そのため、コンテンツSEO対策ツールは単体で使うよりも、他のツールなどと組み合わせて使われることが多いです。
しかし、ものによっては、コンテンツSEO用にAIなどを使って狙うべきキーワードやコンテンツの内容をアドバイスしてくれるツールも存在します。
検索順位チェックツールは、その名の通り自分のページがGoogleの検索順位で何位に表示されているのかを見るツールです。冒頭にも記載しましたが、検索順位のチェックは手動でやろうとすると時間がかかります。
それだけではなく、Google検索エンジンにおいてはパーソナライズ化(過去の検索履歴やWebサイトの閲覧履歴から検索結果がひとりひとりに合わせて作り変えられること)が進んでいることもあり、普段利用している検索と同じ感覚で検索順位をチェックすると、客観的な指標が得られない場合があります。
このようなことから、検索順位チェックツールは、客観的な指標を元にSEO対策をする必須ツールとも言えます。
SEO対策で狙っていくキーワードは、大きく分けて
ビッグキーワード(「SEO」といった1単語のみで検索件数が多いもの)
ロングテールキーワード(「SEO ツール」といった単語の組合せ)
以上の2つがあります。ビッグキーワードは誰もが思いつくキーワードですが、それだけに競争が激しく、上位表示は容易ではありません。
そのため、ビッグキーワードに関連語を組み合わせたロングテールキーワードを狙っていく施策が有効です。このロングテールキーワードの発想に役立つのがキーワード調査ツールです。
また、「どのキーワードが競合が弱く参入しやすいか?」「このキーワードで上位表示をすればどの程度の流入が見込めるのか?」これらのことをまとめて調査できるツールも存在します。
上記で解説した6種類のSEOツールですが、それぞれのカテゴリーの中でも、無料のものから有料のものまで、さまざまなツールが存在します。
では、どの種類のどのツールを利用していけば良いのでしょうか。ここからは、多くのSEOツールの中から選び方についてご紹介します。
まず何よりも重要なのはGoogle公式ツールです。
検索順位を決めているGoogleが、「こういう風にすれば順位がアップするよ」と教えてくれるSEOツールになりますので、最低限押さえておくツールであると言えるでしょう。また、後ほど詳しく記載しますが基本的な数値部分は全て公式ツールでまかなえます。
そのため、初心者の方でツール導入を検討している方は、Google公式ツールを最優先にして、SEO対策に励みましょう。
上記で説明しように最優先であるGoogle公式ツールを利用していると、もっと効率化が出来るのではないかと考えるようになるでしょう。なぜなら、Google公式ツールは網羅的に機能してくれますが、各々の課題を詳細に調べるには時間がかかるからです。
そのため、初期で運用をする際には、まず公式ツールを使用しながら、懸念事項を書き留めておきましょう。その後、課題に対応するSEOツールを選定して利用するようにすると無駄のない導入ができます。
SEOツールの傾向としては、無料で提供されているものの多くは、単機能であるものが多いです。そのため、1つのツールを使って全てをまかなうというのではなく、さまざまなツールを組み合わせて課題を解決するという姿勢が重要になります。
一方で、有料で提供されているSEOツールは、さまざまな機能が複合されているものが多いです。例えば、外部SEO対策ツールと順位チェックツールの役割をひとつのSEOツールで担うことができます。したがって、SEO対策に必要なタスク処理の効率を大きく削減できます。
ただし、有料ツールを導入したからといって、SEO対策の課題に全て対処できるわけではありません。また、有料のSEOツールは多機能が故に、高価な利用料金が必要となるケースもあります。
そのため、予算次第では無料SEOツールを組み合わせた方が賢明となるでしょう。
ここからは、SEOツールを各カテゴリー別にご紹介します。特徴や料金についてもまとめていますのでぜひツール選びの参考にしてください。
上述でも紹介したように、日本の検索エンジンは、ほとんどの場合Googleが利用されています。検索順位を決めているGoogleが出している公式ツールのため、SEO対策のヒントが多く隠されています。そのため、ツール導入時には公式ツールを最優先で使用することが望ましいでしょう。これから紹介するGoogle公式ツールは、全て無料で使えるものをピックアップしましたので、まずは取り入れてみてください。
《Google公式ツールおすすめ》
Googleアナリティクス
Google Search Console
Googleトレンド
Googleキーワードプランナー
Google Page Speed Insights
Google Analytics(アナリティクス)は、自サイトの幅広いデータの計測や解析を行い、サイト改善に繋げられるツールです。Analyticsの使い道は主に5つ。
リアルタイム(現在何人に見られているのか)
ユーザー(どんなユーザーにどれくらい見られているのか)
集客(どんな経路でWebサイトに流入しているか)
行動(訪問したユーザーがどう回遊しているのか)
コンバージョン(設定した目標にどれくらい達しているのか)
他にもまだまだ使い方はありますが、大まかには上記のような項目の数値が確認できます。
Analyticsを使うことで、サイトのあらゆる面が定量化できます。そのため、数値が低い場所に対して、ピンポイントで施策を打てるのがポイントです。
Google Analytics:https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/
Google Search Consoleは、検索エンジンにおけるパフォーマンスを可視化するツールです。
時系列で検索順位やクリック率などがどう推移しているか、キーワードごとに確認できます。また、検索順位に影響を及ぼすようなWebサイトの問題が検知されれば、アラートで教えてくれます。
Googleのアルゴリズムは刻一刻と変化しておりますが、Google Search ConsoleはGoogle公式のSEOツールなので、こうした変化にしっかりと対応しています。例えば、最近になってGoogleが重視していると考えられるCore Web Vitals(ユーザー体験を向上させる指標)も、Google Search Consoleから確認できます。
他のツールをメインに使用している場合でも、刻一刻と変化するGoogleの評価についていくために、Google Search Consoleは是非導入しておいて、定期的にチェックすることをおすすめします。
Google Search Console:https://search.google.com/search-console/
Googleトレンドは、キーワードごとの検索回数を時系列で表示してくれます。コンテンツSEOを行う際に、狙うべきキーワードを選定するときの強力なサポート役となってくれます。
たとえば、
「家電量販店」と「電気屋」
「パティスリー」と「スイーツショップ」
のように、同じような意味を持つキーワードでも、検索回数が大きく異なりますので、できるだけ検索回数が大きいキーワードを使ってコンテンツを作成したほうが、大きな流入が見込めます。
とはいえ、検索回数が大きなキーワードはそれだけ競合も高いので、このツールだけではなく実際に検索してみて上位表示されているWebサイトを調査したり、Googleキーワードプランナーなどの他のツールと併用したりすることをおすすめします。
Googleトレンド:https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP
Googleキーワードプランナーは、Google広告を出向している広告主向けのサービスです。広告出稿するキーワードを調査するために使われます。
1つのキーワードを指定すると、そのキーワードに関連するキーワードや、複合キーワードを抽出してくれます。
また、それぞれのキーワードについて、競合の強さを表示してくれるのも特徴です。ただし、この競合の強さに関しては、あくまでGoogle広告の他の広告主がどの程度そのキーワードを買っているかを示すものに過ぎないので、必ずしもSEOの競合の強さと一致しない場合があります。
めぼしいキーワードを見つけたら、実際にそのキーワードを検索してみて競合にどのようなサイトがいるのかを確認したり、他の有料SEOツールを使って詳しくキーワードの難易度を確認したりといった使い方が望ましいでしょう。
GoogleキーワードプランナーはGoogle広告を出稿している方であれば無料で使用できます。
Googleキーワードプランナー:https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/
GoogleがWebサイトを評価する要素の1つとしてページ表示速度が挙げられています。
以前は被リンク中心の評価だったGoogleですが、近年ではユーザー経験を評価の中心にする動きが活発で、その中でもページ表示速度はかなり高いウエイトを占める要素となっています。
こちらのGoogle Page Speed Insightsは、Webサイトの表示速度を早めるために、サイトを診断し、足りていないところや改善するべきポイントをアドバイスしてくれるツールです。
アドバイスの中にはかなり技術的に難しい事項を求められることもありますが、中には簡単に改善することができる事項もありますので、一通り目を通し、できることから着手していくと良いでしょう。
Google Page Speed Insights:https://pagespeed.web.dev/
内部SEO対策は、主に検索順位を決めるロボット(クローラー)に対して有効です。いくら良いコンテンツを作成しても、このクローラーから評価を受けなければユーザーの目に止まる可能性が低くなります。そのため、きちんと評価を受けるためにも内部SEO対策を行いましょう。
《内部SEO対策ツールおすすめ》
高評価【無料】
takotubo.jp【無料】
こちらのツールは、内部SEOに関係する
ソースコードが正しく書かれているか
検索されたキーワードとコンテンツがマッチしているか
などの評価項目を網羅的にチェックし、100点満点で採点してくれます。
作り上げたWebサイトの最終チェックとして活用したり、作りかけのWebサイトを診断にかけてみて、SEO基準を事前に把握したりする使い方ができます。
補足として、内部SEOはトップページだけ対応しておけば良いというものではありません。下層ページも評価対象となっており、トップページの上位表示にも影響するものですので、全てのページで狙うべきキーワードを決め、本SEOツールで問題が生じている箇所がないかをチェックしておくことをおすすめいたします。
高評価:https://ko-hyo-ka.com/
デッドリンク(設定されたリンク先のURLが存在しないこと)は、ユーザーに不便な思いをさせるだけではなく、Google検索エンジンの評価の低下にもつながります。
デッドリンクは運用をしている中で、どうしても発生しがちなものとなります。特に外部サイトへのリンクを多数貼っているような場合は、ひとつひとつ確認するのは困難でしょう。
このtakotubo.jpはURLを指定すると、そのURLから発リンクされているリンクを洗い出し、もしデッドリンクが発生していれば一覧を表示してくれます。
takotubo.jp:https://takotubo.jp/linkbreak_checker/
外部SEO対策の基本は、主に被リンクです。一部では、被リンクは以前に比べるとSEO対策の重要度は低くなったとの声があります。しかし、低くなったとはいえ、依然として検索順位の決定条件のひとつとなっていることに変わりありません。そのため、外部SEO対策をしておいて損はないでしょう。
《外部SEO対策ツールおすすめ》
Majestic SEO【無料~有料】
Ahrefs【有料】
Majestic SEOは、このような被リンクについて、数だけではなく、独自の指標を用いることで質の面でもカバーされています。
被リンクを集めるようなキャンペーンを打った際に、質に関する効果測定をするといった使用方法があります。
ちなみに、Majestic SEOは自身のサイトだけでなく、競合サイトの被リンクもチェックできます。上位表示を狙っているキーワードの競合サイトの被リンクを確認することで、そのキーワードに参入するべきかどうかの判断材料となることでしょう。
Majestic SEOは基本的には無料で使えますが、一部有料となる機能もあります。
Majestic SEO:https://ja.majestic.com/
Ahrefsは、上記でご紹介したMajesitc SEOと同様、有名な外部SEO対策ツールです。
自身のサイトの被リンクや競合サイトの被リンクを非常に詳細に分析できます。競合サイトの被リンクを確認することで、Webサイトを上位表示するためにどんな被リンクをどんな外部サイトから得ればよいのかというヒントにもなります。
また、Ahrefsは被リンク分析ツールとしてだけでなく、検索順位をトラッキングしてくれる機能なども備わっており、総合的なSEOツールとしても活用可能です。
ブラウザの拡張機能として、SEOツールバーというものが用意されていて、Googleの検索エンジンにAhrefsが集計したさまざまな指標値を表示させられます。Googleの検索結果画面を常時SEO仕様にすることができるので、普段のネットサーフィンから、思わぬ気付きを得ることができるかもしれませんね。
Ahrefs:https://ahrefs.jp/
コンテンツSEOの基礎となる考え方は、ユーザーのために充実した内容になっているかどうかです。つまり、内容と同じほど利便性が求められます。コンテンツSEO対策ツールではこのような対策をするために使いましょう。
《コンテンツSEO対策ツールおすすめ》
AI SEO ライターツール【無料~有料】
ohotuku.jp キーワード出現率チェック【無料】
Transcope(トランスコープ)【無料~有料】
Keywordmap(キーワードマップ)【無料~有料】
バクヤスAI記事代行【有料】
AI SEO ライターツールは、キーワードを入力すると、AIが自動でユーザーが持っている悩みを抽出し、コンテンツの構成を作成してくれるツールです。
どのような悩みがあるのか、どのように展開させていくのか、コンテンツを充実させる上で構成はとても重要です。そのため、構成にはかなりの時間を消費します。
AI SEO ライターツールを利用すれば、その構成を自動で作成することができるため、後は構成を見ながら調べてライティングすればコンテンツSEO対策済みのコンテンツができあがります。
無料プランがありますが、トライアルのような位置づけで、回数の制限があります。自分が狙いたい分野のキーワードでしっかりとした構成ができあがることを確認したら、有料版を利用することも視野に入れると良いでしょう。
AI SEO ライターツール:https://mediaequity.jp/aiseowritertool/
上記でも紹介したように、コンテンツSEOの基礎となる考え方は、ユーザーのために充実した内容になっているかどうかです。
ohotuku.jp キーワード出現率チェックは、URLとキーワードを入力すると、ページ内でいくつキーワードが使用されているのかが調べられます。また、任意の設定で使用率を表示させることも可能です。
ページ内で特定のキーワードに偏りすぎていないか、それによってユーザーが読みにくくなっていないかなどを確認するときに使用しましょう。
ohotuku.jp キーワード出現率チェック:http://ohotuku.jp/keyword_ratio/
Transcopeは、シェアモル株式会社が運営するSEOに最適化した文章を生成できるAIライティングツールです。キーワード分析機能を有しており、分析した結果を基に、文章の生成まで行えるのが特徴です。
今話題のChatGPTを開発したOpenAI社の最新APIであるGPT-4を利用しています。競合サイトの分析をしながら、SEOに最適化した文章を生成できます。また、マルチモーダルな入力によってテキストや画像ファイルなど、様々な入力形式に対応可能です。
Transcope:https://transcope.io/
Keywordmapは検索ビッグデータとAI(ChatGPT)を活用し、コンテンツの作成ができるSEOツールです。
検索ビッグデータを活用することで、ユーザーが本当に知りたい情報(検索意図)を抽出することができるため、検索エンジンに高く評価されるようなコンテンツの制作に役立ちます。また、AI機能を使えば記事構成案や記事のペルソナをわずか数分で自動生成することが可能です。
Keywordmapを使えば、充実した内容のコンテンツを効率的に作ることができます。Googleに評価されるコンテンツを最小工数で作りたい方は、7日間の無料トライアルを利用してみましょう。
Keywordmap:https://keywordmap.jp/?utm_campaign=km_lp&utm_source=branding-works&utm_content=beginner_seo_tools
らいたー君は、株式会社e-Connectが運営するAIライティングツールです。タイトルやキーワードを入力すると、1クリックで約8,000文字の画像付き記事が完成します。また、カスタム記事作成ツールでは、Google検索結果の1位~5位の記事構成を参考にして、H1~H3の見出しを作成し、本文を生成することができます。
WordPressに対応しており、出力された文章見出しのスタイルが適用されたまま貼り付けることができるため、企業のメディア運営者が外部に委託することなく検索需要のある記事を執筆することができ、ライティングの案件によっては、副業をしたいライターのサポートツールにもなるでしょう。
PREP法が意識された文章が生成され、独自の体験談が文中に挿入されるため、検索意図を満たしながら、読み手が飽きないオリジナルコンテンツを作成することに長けています。しかし、現在のところ商標記事やトレンド記事は難しいため、Knowクエリの記事執筆にはおすすめです。
らいたー君:https://raita-kun.arvo.net/
バクヤスAI記事代行はその名の通り、記事制作の代行を行ってもらえるサービスです。
専任のプロのSEOコンサルタントがヒアリングをし、キーワード選定から記事制作まで代行してくれるので、AIで良質な記事を生成できます。また、一記事6000文字以上のボリュームで、一ヶ月に100記事以上の制作も可能。圧倒的な速さでのメディア構築に期待できます。
バクヤスAI記事代行:https://techsuite.co.jp/bakuyasu
※バクヤスAIを提供するTechSuite株式会社では、そのほかAIの活用法などを紹介する「TechSuite Blog」を運営しています。ご興味のある方はあわせてご覧ください。
この記事でも何度か触れていますが、検索順位の確認は時間がかかる作業です。コンテンツSEOを作成する場合は、さまざまなキーワードで展開していくのが基本ですので、検索順位の確認作業に時間を費やすのは得策ではありません。そのため、検索順位チェックツールは作業効率を上げるために導入しておいて損はないでしょう。
《検索順位チェックツールおすすめ》
GRC【無料~有料】
SEOチェキ【無料】
GRCは、そんな検索順位の確認を自動で実施してくれるツールです。対策キーワードを設定しておくだけで、毎日のように変動する順位を自動集計してくれます。また、こちらのツールは競合サイトの追跡ができるため、リライト記事の選定にも役立ちます。
無料で利用もできますが、登録できるキーワードの数が限られています。ロングテールといった複合キーワードも取りこぼしなくしたい場合は、有料版の方が良いでしょう。
GRC:https://seopro.jp/grc/
SEOチェキは無料で利用できる総合的なSEOツールです。その中に、検索順位チェックツールが含まれており、指定したURLと3つまでのキーワードについて順位を確認できます。
上記で紹介したGRCと違い、大量のキーワードの検索順位を確認するという用途には向いていませんが、さくっとWebサイトのヘルスチェックをしたり、競合サイトの検索順位を調査したりといった用途に利用できます。
基本的には総合的なSEOツールのため、キーワード出現頻度チェックやソーシャルメディアのリアクション数なども表示できます。SEOチェキで不足している機能については、他のSEOツールへのリンクも充実していますので、SEO対策の手詰まりを感じた時は、軽い気持ちで利用してみると次の一手が見えてくるかもしれません。
SEOチェキ:https://seocheki.net/
キーワード調査ツールを使う際には「どんなキーワードを狙うべきか」という発想の部分の他に「そのキーワードは果たして狙うべきなのか?」という観点も大切です。なぜなら競合が強く、自サイトの影響力では上位表示が難しいキーワードに金銭的・時間的コストをかけるのは望ましくないからです。今回紹介するツールの中には、上位表示が難しいキーワードを数値で確認できるものもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
《キーワード調査ツールおすすめ》
サクラサクラボ キーワード選定ツール【無料~有料】
Ubersuggest【無料~有料】
ネコノテツールは、株式会社ブランディングワークスが提供している、無料で検索ボリュームの調査ができるツールです。会員登録・ログインなど不要で利用可能です。
▼ネコノテツールでキーワードの検索ボリュームを調べる手順は以下の通りです。
1.ネコノテツールにアクセス
2.キーワードを入力
3.チェックをクリック
キーワードを入力することで、12ヶ月間の平均検索ボリュームを調査できます。
また、検索ボリュームのほか以下の情報も確認できます。
・CPC
・検索Vol.の月間推移グラフ
一度に調査可能なキーワードは20ワードまで可能です。
ネコノテツール 検索ボリューム調査ツール:https://www.branding-works.jp/seotools/vol/
こちらは、サクラサクラボが提供している無料のキーワード調査ツールです。
キーワードを入力すると、そのキーワードを含む掛け合わせキーワードを収集してきて一覧表示できます。同様のツールはインターネット上にはたくさんありますが、このツールの優れている点は、一覧表示された掛け合わせキーワード群ひとつひとつに、「競合指数」という指標が用意されているところです。この指標を参照することで、自分のWebサイトで狙うべきかそうでないかのアタリをつけることができます。
無料版では、キーワードを入力してから結果を確認するまでに30分以上の分析リードタイムがあり、有料にはこのような制限がありません。
サクラサクラボSEOツール:https://www.sakurasaku-labo.jp/tools/keyword
Ubersuggestについても、入力したキーワードについて掛け合わせキーワードを抽出、一覧表示してくれるサービスです。こちらのツールでは、「SEO難易度」という検索上位を狙えるかどうかが数値化されています。これを見ることで参入するべきかどうかを定量的に判断できる点は、他のツールにはない強みです。
また、特に便利なのはChrome拡張機能があること。この拡張機能をインストールすると、Googleの検索結果に各サイトのドメインオーソリティ(ドメインの強さ)や詳細な指標付きで関連キーワードを表示してくれるほか、Webサイトの閲覧中、流入しているキーワードや被リンクがどの程度ついているかを参照できます。
無料でも利用できるツールではありますが、調査回数や量に制限がありますので、しっかりSEO対策をしたいという方は有料プランへの加入をおすすめいたします。
Ubersuggest:https://app.neilpatel.com/ja/ubersuggest/
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ツール選びのコツは、自分が直面している課題に応じたSEOツールを選択することです。
はじめにSEOツールありきで考えてしまうと、ツールに使われてしまうという状況になりかねません。気が付けば課金しているSEOツールが増えてコストが必要以上にかかってしまう場合もあります。
反対に、課題がはっきりしている状況であれば、今回ご紹介したSEOツールは大いに役立つことでしょう。しっかりと検討した後に導入をしてみてください。
SEO支援は1業界あたり1社までの先着順となります為、お断りさせていただく場合もございます。ご了承ください。
Web業界10年以上の知見を持って、無料にてご相談へ対応いたします。
情報収集目的でも歓迎です。お気軽にご連絡ください。