SEO対策には外部対策と内部対策がありますが、ここではSEO内部対策について解説していきます。
SEOとはSearch Engine Optimizationの略称です。
SEO内部対策とはサイト内のコンテンツに対して行うものです。
Googleなどの検索エンジンコンテンツを表示させるクロール対策、
コンテンツ内容を理解してもらうためのインデックス対策、検索の順位表示を
上位にするためのランキング対策があります。
3つの対策がしっかりできていると検索エンジンで上位表示されてコンテンツ内容も
みつけてもらいやすくなるということになるということです。
クロール対策はコンテンツ内容を理解してもらう対策です。
このクロール対策で使用されるのがクローラーと呼ばれるものになります。
クローラーとはインターネット検索で表示ランキングを決定する要素をもっており
数々のサイトから要素を収集する役割をするロボットプログラムです。
ネット検索ではまずクローラーが情報を収集します。
クローラーが収集した情報をインデクサと呼ばれているプログラムで
検索をしやすいデータに処理後登録するという流れまでがインデックスと呼ばれる作業です。
2000年代前半に比べると現在はインターネットを利用する人が増えています。
Googleなどの検索エンジンがサイトを評価する技術や質が向上しているため
検索順位のランキングはサイト内の情報によって大きく変わってきます。
もしSEO内部対策が不十分だといくら良いコンテンツを作成しても
クローラーが正しく情報収集しなかったり情報収集したとしても適切なコンテンツだと
Googleなどの検索エンジンに理解してもらうことができずに評価してもらえません。
SEO内部対策をしっかり理解しておく必要があるとも言えます。
ここまで簡単にSEOの内部対策について記載してきましてがより詳しく見ていきましょう。
近年はパソコンだけではなくスマートフォンやタブレットを
使いネットに繋いでいる人も増えてきています。
ここではモバイルユーザーに向けたSEO対策についてみていきましょう。
その名のとおりモバイルユーザーに向けて広く使用されるようになったことばになります。
モバイル端末向けのサイトを優先して作るという意味で使われているわけではなく
アクセスをしてくるユーザーのために端末や使用環境などに合わせてコンテンツを
作りスマートフォンなどで見たときに自らのコンテンツやサイトが見やすくて使いやすい
ようになっているかを確認しなければなりません。
自らのサイトを身に見にきてくれるユーザーがパソコン、スマートフォン、タブレット
どれの使いやすいのかユーザーはどの端末で利用することが多いのかなど
ユーザーが求めている情報は何なのかなどの情報を検証します。
そしてサイトを端末の種類にたいして端末の種類に対応して表示させるデザインを
変更させるだけでOKなのであればモバイルファーストされているサイトと言えるでしょう
これをレスポンシブ対応といいます。
サイト表示スピードも名前のとおりサイトを表示するまでの時間のことですが
検索結果結果の上位に表示させるためには小さな要因と思われているスピード
ではありますがスピード向上はユーザーやサーバの運用を考えたときに
重要な要素になります、
2018年にスピードアップデートとして表示評価が組み込まれているだけではなく
2021年にはCore Web Vitalsという表示スピードに関係する指標がランキングの要因に
組み込まれることが発表されました。
そのためランキング向上という点もサイトの表示速度見直しが重要になります。
また表示スピードが遅いとそのサイトの閲覧を諦めるユーザーが40%以上になるという
調査結果も出でいることもあるためサイトを作った後には表示するスピードが遅すぎないか
という確認をするようにしましょう。
クロール対策とはクローラーが検索の時にネット内を巡回しサイトを収集、
ページを評価し、ページに評価をつけていくものです。
このクロール対策ができていなければ良いサイトであっても評価されず
検索ランキングに影響を及ぼします。
ここからはクロール対策について詳しくみていきましょう。
サイトマップが必要とされるのはユーザビリティの向上のためのサイトマップということも
ありますが、XMLサイトマップはクローラービリティのためのサイトマップです。
クローザービリティ向上することにより評価されたい新規コンテンツの検索ランキングの
上位に表示されることによりサイトの閲覧数が伸びたり滞在時間が延びるという効果があります。
サイトマップはそれだけ重要なものだと言えるでしょう。
サイトマップを必要とするサイトはサイトの規模が大きいほど有効なSEO対策といえます。
しかし、サイトの規模が小さいからといって必要ではないわけではありません。
検索エンジンやクローラーに理解されにくい内容のサイトにはサイトマップの作成が
おすすめです。以下のようなサイトであればサイトマップを作成しましょう。
・内部リンクが少ないもしくはリンクが適切ではない。
・外部リンクが少ない
・比較的新しく作成したサイトやコンテンツがある。
・リッチメディアコンテンツを使用している。
・Googleニュースに表示されている
これらにあてはまらない規模の小さいサイトであっても内部リンクや外部リングが少ない
サイトであってもSEO対策としてサイトマップを作成するのがおすすめです。
メディア内でお互いの関連性がある場合記事のリンクを貼るということを行います。
その内部リンクについてもSEO的に重要だったり必要なのかわからない方や
やり方がわからないという方もいらっしゃるでしょう。
内部リンクがあることによりクローラーがサイトの中を巡回しやすくなったり
正しい評価を得られるといった利点があります。
ユーザー視点ではユーザーの回遊が増えるという利点もあるでしょう。
内部リンクの最適化ポイントとしては
・関連性の高い記事やサイト内のページを設定する。
・わかりやすいアンカーテキスト(リンク名)を付ける。
などのポイントがあげられます。
ディレクトリ階層をわかりやすく説明するとサイト内のフォルダの構成のことです。
サイトの表示を行う時にはこのディレクトリ階層を指定することでコンテンツの表示がされます。
一番上層にある階層尾をルートディレクトリと言いルートディレクトリの下層にある断層を
サブディレクトリと言います。
このディレクトリが必要以上に階層が深くなってしまうと検索エンジンに重要なページと
判断や評価がされなくなったり、クローラーがページを見つけるのに時間がかかったり
最悪クロール漏れということも有り得ます。
サイトが小規模であれば断層が深くなりすぎるということは少ないでしょう。
サイトが大規模になると気をつけていなければ断層が深くなっているというケースも
ありえます。URLの長さや断層の深さは検索の結果に影響しないといわれてはいますが
上記の説明に記載したようにクローラーからみつけてもらいにくい、クローラー漏れ
を防ぐためにも気をつけましょう。
パンくずリストとは下記のようにサイト内のページで今自分がどこの階層にいるのかを
示しているものです。
○○>ブログ>XXX>SEO内部対策
ユーザビリティのためにももちろん必要なものですが、クローラーが巡回しサイトを
読み取るにもパンくずリストがあると読み取りやすくなります。
パンくずリストの設置にはサイトを段階構造し整理しておくことが必要です。
ページネーションとはページ送りのことを言います。
内容量が多いコンテンツを分割して表示する際につかわれるものです。
記事が分割してページが分かれてしまう時にページネーションタグを設定し
分割された記事を1つのコンテンツをしてインデックスさせることが可能になります。
ユーザーが検索した際にも1ページ目から閲覧できるようになるのでサイトのインデックス、
ユーザービリティという2つの点からページネーションタグは必須となります。
インデックスとはクローラーが巡回して評価したページをデータベースに登録すると
いう作業のことです。
新しく作成した記事やコンテンツにありがちなインデックスができていなければ
ユーザーが検索をしても表示されずに全く見に来ないということになります。
この状況はかなり損をしていることになるのでインデックスは必ず置いておきましょう。
canonikal(カノニカル)タグとは重複するページがあるときに、どのURLが
いちばん重要なのかを検索エンジンに対し指定するHTMLタグを指します。
1つのサイトでも重複するURLがあります。
・http://XXX.com
・https;//XXX.com
・http://www.XXX.com
URLは全て違いますが表示されるコンテンツは一緒になると重複したコンテンツが
たくさんあるとみなされてSEO対策の観点でみると好ましくない状況になります。
コピーコンテンツとみなされてしまったり、被リンクが分散分散してしまうことになって
いまうからです、
こういった事を避けるために使うのがcanonicalタグです。
head要素のなかにcanonicalタグで正規のページとなるURLを指定しますが
これをURL正規化といいます。
正規化することで重複するページがあっても検索エンジンが正規のページを
インデックスすることで検索結果に反映してくれます。
とはいえ何にでもタグをつければいいというわけではなく以下の点には
気をつけてタグ付けしなければなりません。
・相対URLではなく絶対URLを設定する。
・複数ページに分かれているコンテンツを指定しない。
・リンク先は1つにする
・headの要素の中に記載する。
この点に気をつけてURL正規化をするようにしましょう。
クローラーに巡回してもらい検索エンジンにより適切に評価してもらう為に、その他のSEO内部対策について解説していきます。
モバイルフレンドリーとはGoogleなどの検索エンジンでモバイル端末
での閲覧対応しているサイトの検索ランキングの仕組みのことです。
GoogleではMFI(Mobile First Index)というモバイル専用クローラーが
モバイル内を巡回して評価を行っています。
ですから、レスポンシプサイト作成する際にはモバイルユーザーインターフェース
を意識してサイト作成をするようにしましょう。
作成後にモバイルでの表示に問題がでていないかをサーチコンソールの
モバイルユーザビリティで確認します。
ここでエラーが生じた場合はGoogleで提供されているモバイルフレンドリー
テストを確認することでどこを修正すべきなのかが表示されます。
Googleサーチコンソールとはグーグルがサイトの評価をチェックし
オーガニック検索でのパフォーマンスを最適化できるツールです。
このGoogleサーチコンソールに登録することで自分の書いた記事
などの改善すべきポイントを教えてくれるツールとなっています。
外部リンクや品質の低いサイトの手動ペナルティメッセージも
届くため日々のSEO内部対策の改善に役に立つためチャックを
まめにおこないましょう。
SEOの内部対策だけに限らずにのSEO対策の絶対条件が質の高いコンテンツです。
ひとことでSEO内部対策といっても様々な要素があり、重要であるポイント
をおさえるだけで検索ランキングの順位は大幅に変わってくるでしょう。
ここではSEO内部対策について代表的な部分を解説してきましたが
検索ランキングの上位表示には地道な努力も必要になります。
質の高いコンテンツとはユーザーと検索エンジン共にわかりやすく
役に立つコンテンツになります。
質がどれだけ高くても検索ランキングに表示されなければユーザーの
目にふれることもありません。
自らの作成下コンテンツで運営するサイトがクローラー巡回を促し正当な評価を
しっかりとしてもらえるように基本的な設定を怠わな内容にしっかりと
SEO内部対策を行っていきましょう。
SEO支援は1業界あたり1社までの先着順となります為、お断りさせていただく場合もございます。ご了承ください。
Web業界10年以上の知見を持って、無料にてご相談へ対応いたします。
情報収集目的でも歓迎です。お気軽にご連絡ください。